猫の道案内

近所の神社を住まいとしてる
茶トラの猫がいるのだけども

参拝にきた女性が
よく「かわいい」と声をあげて
しゃがみ込んで撫でている

彼は幸せ者だが
だが本当に幸せなのは
彼女たちのほうにある

そうして猫に目線を合わせるように
しゃがみ込むとき
それは猫の世界にお邪魔させてもらう
ということだからだ

地面に近いその低い位置に
彼の世界は広がっている

つまり彼に目線を合わせるとき
それは彼をみるだけでなく
彼がみている世界を
一緒にみていることになる

猫の世界だね

それは必然的に
彼女は”人間の世界”を離れているわけで
つまり日頃心に抱えている苦悩は
遠いものとなる

もちろん彼女が
猫をみているのではなく
自身が彼の世界にお邪魔していることに
気づいたらの話だが
もしそうならば
彼女は不思議な変化がわかるはずだ

たとえば風に揺れる木の葉や雨降りの音が

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