冬の街に温もりを

世間は吹雪のように冷たくて
今日もあなたは愛に飢えてる

もっとひとは優しいはずだし
思いやりに満ちているはずだ

だから店員にもちょっと会釈をしてみたり
すれ違う人たちの表情や態度を
横目で確認したりするけども

いまやそういう時代なのか
突き放されたような気持ちになってばかりで
人々からは温もりが消えているように思える

しかしこのままでは
あなたの生命の灯火は消えて
いよいよ凍え死んでしまう

だから愛されたい
生きてる温もりを感じさせてほしい

そんなわけで
「どうか神様、私を愛してください」と
いつも願ってるわけだが
残念なことに
そうして願う限り愛されることはない

なぜなら神様は
あなたに愛されることを
ずっと待っているからだ

あなたが愛しはじめるならば
あなたは愛されるのであって
街には再び温もりが宿るようになる

だからいいかい

あなたが誰かに愛を求めるとき
それは言いかえれば
みんながあなたのために生きてほしい
みんなが自らよりもあなたを愛してほしい

そんな身勝手なことを望んでるわけであって
つまり店員やすれ違う人たちに
命令をしていたにすぎない

そうではなく
みんながあなたのために生きてくれたり
みんながあなたを愛してくれるのは
実際どういうときなのかよく考えてみよう

それはきっとこうじゃないかな

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