白い文字を読んでいく

前回に用いた題材を引き継いで
別の観点からみてみよう

たとえば大きな白い紙に
小さな黒い点がひとつでもあれば
あなたはとても気になってしまう

健康もそうだね

どこかにひとつでも痛みがあれば
他の全体の健康には目を向けられず
その痛みの箇所ばかりが意識に拡大される

また同様にあなたは
思い通りの毎日を過ごしているけども
(実はいまもそうだ)

ところが何かひとつでも
意に反することが起これば
それが絶えず頭に浮かび続けてしまう

それゆえに
他のすべてが意のままに流れていること
気づくことができないんだ

ここにあなたの現実の構造がある

つまり白い紙に現れてる黒い点こそが
あなたの世界なんだ

それが気になるばかりに
いまここにある大切なもの(白い大部分)
逃してしまう

このように捉えてみれば
「人生は苦である」といわれる意味が
よくわかるね

 

奇跡に包まれている

だからまずは今日この日まで
なんだかんだでやってこれたことを
深く実感してみよう

あなたは1日として
食べ物や寝床を欠かすこともなかったし
太陽や酸素も一度も不足することがなかった

たしかに人間関係のこじれは
いつものことであり
心を開いて話せる相手がおらず
孤独に暮らしているかもしれない

しかし自分以外の他者が存在しているゆえに
あなたはコンビニで必要なものを
買うことができたり
壁のスイッチを押せば明かりがつく

あなたが求めるどんな楽しみもまた
自分以外の誰かが
それを創り出したり輸送したり
店に並べたりしているからだ

つまり「白い紙」はとても広大にあり
いつも奇跡のような素晴らしい夜空が
あなたを包み込んでいるわけだが

当のあなたは心の部屋に閉じこもって
小さな点ばかりをみつめている

まるでその点こそが
全宇宙であるかのようにね

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