あなたの素晴らしさ

生きてるって素晴らしい
死んでるって素晴らしい
どちらも素晴らしいものだ

つまりあなたには「素晴らしい」しかない

死は終わりではない
本来の状態、ニュートラルにある
その中立性が肉体や心の感覚を生みだす
それが生となる

だから死と生はコインの両面の関係にある
それひとつのものだ

人は完全な至福や包まれた喜び
そして愛を求めて生を努力する
だがそれはつまり「苦のない状態」のこと
ニュートラルを探し続けているということだ

つまりあなたは死を探している
生にいながらにして死を探し続けている
答えの中にいながら
答えを探し求めているのである

となれば
私たちはいったい何を失うというのだろう?

つまりどうであれ素晴らしいということだ

自ら何もかもを生みだして
自らそのすべてを体験する

あなたの体内であなたは生きている
あなたの心の中であなたは生きている
すべてあなたなのだ

だからあなたが人生で葛藤しているとき
それは己自身に騙されているに過ぎない

明るい窓際に腰掛けて
窓の外から列車の走る音が聞こえる

だけどもこの窓も椅子も
光も列車も音も実在ではない

何があるのかというと
空間に生みだされた感覚、
ただそれがあるだけなのだよ

その姿はなく
色も音も匂いもなく
ただあなたがそれを
「感じ取っていること」だけがあるのだ

歩くも立つもない
そのように感じられていることだけがある

だからどんな出来事も対象も
「感じられていること」の部分だけを捉えなさい
誰かに腹立たしい思いをしたなら
その誰かという対象に
妄想を膨らませるのではなく
その「思い」だけを捉えなさい

そこには腹立たしさはなく
ただ神々しい創造性があるのみ

それを理解するとき
ここには温かく包まれた喜びだけが
溢れていることに気付くだろう

 

 


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  1. ゆい より:

    聴覚、触覚、味覚、臭覚、は目をつむって、
    それだけに集中すると、
    主体(それを感じている私)も対象も消えます。

    ですが、視覚だけはどうしても、
    それを見ている私と、見ている対象を作り出して
    しまいます。

    自分さんのおっしゃられている
    「見るものは、見られるもの」が、
    どうしても分かりません。

    視覚において、対象を作らずに
    意識を向けると言う事は可能なのでしょうか?

    私と対象が消えて、
    「見ること」だけが残る…??

    視覚は苦手なので、
    他の五感に意識を向けるワークを
    やり続けているのですが、

    味覚も触覚も聴覚も臭覚も
    知覚する質は確かに違う様に思うのですが、
    ただ、現れては消える何か、として
    違いが分からなくなってきました。

    味って何だっけな?
    匂いって何だっけな?と、
    言う掴みどころのない感覚です。

    それから、
    頭で思い出して、再生する音楽と、
    実際にリアルタイムで聞く音楽の違いと、

    夢で見る映像と
    現実で見る映像の違いが
    モヤモヤしてわかりません。

    思考で思い出して、今、再現される五感と
    リアルタイムに感じる五感の違いです。

    体感としては、もちろん質が違う事は、
    分かるのですが、それが
    「違うと思っている」思考があるだけで、
    純粋な体験としては同じものなのでしょうか…?

    何だか色々と混乱してしまって、
    変な所にいっちゃってる気もしますが(笑)
    とても気になる性分なので、
    すみません、自分さん、
    どうかご教授ください。

    • 涅槃の書-自分 より:

      ゆいさん

      こちらでもコメントを頂いていたのだね。

      >「見るものは、見られるもの」がどうしても分かりません。

      別のあなたの返信にその示唆となるものを含めておいた。

      すべてはパズルのようなものだよ。あなたとそこにあるもので「ひとつ」だ。

      だがこのことを理解するためには、まずあなたが自分自身を感じていなければならない。

      自分自身を感じているとき、必然的に「注意を向けている対象」と「注意を発している側」の双方に意識が均等に行き渡る。

      分割していたハートはひとつになる。

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