潜在意識の法則

今回は潜在意識とはなんであるのかを理解し、そしてどのようにして現実変容や願望(お金や恋愛、問題解決など)を実現するアプローチを取ればいいのかについて解説していこう。

水を探し続ける魚

さて、あなたの平凡な日常世界のなかに「潜在意識」という何やら魅惑的なものが現れた。誰かの話や何かの本でそういう概念を発見したとしようか。潜在意識によって現実が変わるとかそんな感じだね。

あなたは「よし、じゃあ自分も潜在意識をうまく活用してみるぞ」と意気込むわけだが、もうその時点で完全に要点を取り逃がしてしまっている。

なぜならこの現実のなかに潜在意識というオプションがあるのではなく、この現実がすでに潜在意識そのものであるからだ。

つまりあなたは潜在意識のなかで暮らしているのであり、さらにいえば、あなた自身さえも潜在意識によって現れている存在である。ゆえに潜在意識によって潜在意識という概念が潜在意識のなかに現れ、そして「潜在意識によって現れている自分」が潜在意識のなかで潜在意識について理解しようとしている様子にある。

これは宗教などでよくいわれるタイプのあの図式と同じものだ。

「あなたは宝探しをしているが、財宝溢れる宝箱のなかでそれを探している。だから決して見つけることはできない。」

潜在意識の正体

潜在意識とは1つの様式であり、つまり1つの法則ルールであるといえる。

私たち人間にとってのルールとはつまり言語法則のことである。人類がこれまで発明して積み上げてきた言葉の総体、それは仏教的な意味での「全知」や「宇宙の叡知」のことであり、菩薩シリーズでいえば虚空蔵菩薩がその役割にあたる。神秘主義ならばアカシックレコード、本書では総合人間という呼び方をしている。

その言葉のデータベースともいえるものからわずかな一部分を引き出し、その利用分を反復し続けることによって、私たちは「人間」を体験しているわけだ。つまり膨大なデータから無限にも及ぶ”組み合わせパターン”が構築され、そしてそのパターンのひとつが個人世界を生み出している「法則」となる。

たとえば、楽観的な人と悲観的な人の人生の違いとは、それぞれの言語法則が違うからだ。性格や思考の傾向が違うだけでなく、物の形や柔らかさや温もりなど、見えている世界も違うばかりか、日々の出来事の因果関係の捉え方さえも違う。だから内面だけでなく当人からみた外的世界にも法則は影響を及ぼすことになる。

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  1. tamatama3 より:
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