母と子

たとえば交際をはじめたばかりの恋人や、交流がはじまったばかりの新しい友人に対して、また駆け出しの芸能人や特定の人を応援するときもそう、私たちはまるで母親のような気分でその相手を眺めていたりする。

ところが相手に夢中になりすぎてしまうと、いつの頃からか立場が逆転しているようになり、そしてふと「そういえばあの頃、母親のように感じていた」なんてことが気恥ずかしく思えてくる。いったいどうして、そんな大それた気分でいられたのだろう?とね。

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