自ら売り込まない

あなたのポストに沢山のチラシが届く
様々な店
例えば美容室が「これだけ髪が奇麗になります!」
または料理店が「チラシ持参でランチ100円引き!」
そんな様子だろう

それらは自らを売り込んでいる
だからダメなんだ
惨敗の結果に終わる

自らを売り込むとき
それは必ず失敗する

恋愛でも同じ
あなたが自分を知ってもらおうと
そうすればするほど
相手はあなたをみようとしない

そうではなくて
相手からあなたを見させるんだ
つまり「出来事を起こらせる」ということ

商売ならば
客があなたの店をどうしても利用したい
それが繁盛というものだろう?
決して店から催促するものではない

恋愛で相手に振り向いて欲しいのならば
相手があなたをどうしてもみたい
そういう出来事を起こらせることだ

ではどうすれば良いか
それは簡単

「一切のあなたの売り込みをやめる」
ただそれだけなんだ

ついでに加えるならば
「一切のあなたの都合を持ち込まない」

商売をしていて客が代金を払えないから
ツケにしてくれという
取引先が一ヶ月待ってもらえないかという
あなたは今月も販管費の支払いがある
さあどうする?

繁盛させたければ
相手の望む通りにしてあげよう

ツケでいい
来月でもいい
すべてオーケー

今月足りない支払いは
どこかで用立てするといい
それが商売というものなんだ

あなたの店をどうしても使いたい
それが商売
そうして「まわる」んだよ

最近は支払いばかりに目が行く経営者が多い
だから売り込まなければならない

そうじゃない
誰かのため
つまり縁の一部のために
あなたは商売をしていることを忘れてはいけない

先ばかりみてる計画は必ず破綻する

恋愛ならばあなたの主張を捨てること
相手があなたといることで最高になること
それが秘訣だよ

すべての損得勘定を捨てる
ただそれだけ

あなたは実在しない
見えるのは
目の前の素敵な異性がいる世界

繰り返すが
あなたは実在しない
そこにあるのは
素敵な異性がいる世界

だからあなたの主張など
ただの障害にしかならない
あなたの「わかってほしい」とか
そういう気持ちも主張だ
そんなものいらない

そこにあるのは
その素敵な異性がいる世界
それが見えているだけ

相手を最高にすること
それは「あなたの世界が最高」になっている
その最高の世界の中にいるのだから
あなたも最高になっていく

あなたが自分の権利のために
相手に下がってもらおうとすれば
その世界は圧力だけの光景となる
当然あなたも誰かの権利の為に圧迫される
そういう世界に生きているのだから

あなたが「自分の気持ちを知ってほしい」ならば
相手の気持ちをそのままに受け取ってみよう
そうすれば
わざわざあなたが気持ちを主張しなくとも
相手はあなたを理解する

チラシを刷るのならば一切の主張を捨てる
内容は「自らを売り込まない」ことだ

出来事を起こらせる

どんなことでも
実際に「動く」のはあなたではなく
あなた以外のものだ
それを意識しているだけでいい

 

 

 

 


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  1. ワモノ より:

    この手記は経験上よくわかります
    仲良くなった異性には、私が「仲良くなってもならなくてもどっちでも良い」ということすら考えないほど何も考えず接していました
    一方、意識している異性に対してはまさに「自分を売り込む」をやってましたね(笑)

    これは異性に限らずですね
    今いる同性の友人についても同じことが言えます

    ああ、彼女が欲しい・・・

    • -自分- 涅槃 より:

      ワモノさん

      彼女を作る方法は簡単だよ。あなたのコメントの通り自分を捨て去ることだ。世界を優先する、それだけですべては流れていくのだよ。流れの中で満たされなさい。ならば彼女の方からあなたのもとにやってくる。

      なぜなら最初からすぐ側にいたからだよ。

    • momo56 より:

      目にうつってるだけだしね

  2. ワモノ より:

    お返事ありがとうございます

    いえ、分かっていたんです
    彼女が出来るときというのはどんなときなのかということは
    経験上知ってましたから
    でも出来なかった
    意識している人はもう既に意識してしまっているんです
    自分を捨てようが、意識することをやめようが、自然体で接しようが「意識している」からやること
    自分を捨てる自分をやっている、意識しないをやっている、自然体をやっている
    どれもアウトです

    • -自分- 涅槃 より:

      ワモノさん

      あなたは自分が変化をしているつもりだが、実は何も変わっていない。青い人が自分を着飾るために青いを服を着ているようなものだ。

      青い人がなぜ青いのかといえば、それが彼にとってのデファクトスタンダードだからだ。まずその「自分ルール」の外に出なくてはならない。あなたがやってきた努力は、あなたの見解によるものだ。

      ではどうすればいいのだろう? なにをすればいいのだろう?

      いいかい、何もしないことだよ。
      何も努力をしないときに、あなたは「自分」が落ちている。「自然体で接する」という時点ですでに自然ではないのだ。

      少しシミュレーションしてみようか。
      街を歩いていて気になる女性が現れた。さあどうする? ルールは「何もしてはならない」だ。

      あなたは必ず何かをしてしまう。そっぽを向いたり、”気にしていない素振り”をしたりね。それが「何かをしている」だ。つまり何もしないとは、気になる異性がいればどんどん気にすればいいのだよ。

      湧き起こる流れをせき止めず、ただ許しなさい。世界に応答しなさい。

      気になることに歯止めを掛けないこと、それが「何もしない」だ。自分を落とす、世界を優先する、これがその意味するところなのだよ。

  3. ワモノ より:

    >「自分ルール」の外に出なくてはならない

    そうでした
    これはただの「自分のルール」でした

    自分の経験やモテる人の様子、今に在るときの感じ、その他様々なことから分析してこういうときに彼女ができるというなにかを見つけた気でいました

    気になる異性をただ気にする
    なにもしないを履き違えていました

    ただ気になる異性を気にするというのはものすごい抵抗があります
    恐怖すら感じます
    「自分のルール」を作ったのはその恐怖と向き合わずに彼女をつくるためだったのかもしれません
    この恐怖はおそらく他者の目を意識したものだと思います

    • -自分- 涅槃 より:

      ワモノさん

      その躊躇があなたの制限となっているのだよ。それを落としたらどうなるだろう?

      言い換えれば、その制限こそが「人格」と言われるものだ。新しい人生を歩むには古い自分を落とすことが条件となる。

      「なぜ自分はそこに恐怖をするのか」を探ってみることだ。その根源が掴めれば心のトゲは抜き去られるだろう。

  4. ワモノ より:

    >「なぜ自分はそこに恐怖をするのか」を探ってみることだ。その根源が掴めれば心のトゲは抜き去られるだろう

    はい
    まずはこの恐怖をどうにかするところからやってみます
    ありがとうございます

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