自己管理の法 番外
現実という中に生きるあなたに対して
いくらでも実践的なアプローチを
記すことはできる
だが根本であるあなたの意識が
違う方向に向いていれば
実践はただの努力でしかない
「夢を叶えるための苦悩」
それだけの為の新規イベントとなる
そういう流れを断ち切る必要がある
すべてはあなたの認識
物の見方
その不幸を宝石に感じているかどうか
そしてあなたが毛嫌いする「世界」
その世界と積極的にやり合えるハートが
あるかどうかだ
いつも書いている通り
世界そのものがあなたなのだ
体験している人、ではなく
体験そのものがあなたの正体なのだよ
だが世界にあなたの意思があるわけではない
あなたの意思というものが
そもそも存在しない
それをあると錯覚するから苦悩が生まれてくる
何かがただ見えているなら 「見えていること」があなた
例えば面倒なトラブルが発生する
なぜ「面倒」であり「トラブル」なのかといえば
それだけ手順が増えるからだ
該当する人々に会い
該当する手続きをして
発生した物事を処理していかなければならない
だがお陰で
たくさんの人々に会い
たくさんの出来事を経験することができるのだ
それまで縁のなかった人とコミュニケートする
その温かみ、その存在、
彼が彼女が
あなたをサポートしてくれる
それを知ることができること
それがトラブルだ
つまりあなたが不幸と思っているものだ
人生に於ける宝石─
それをあなたは不幸と言う
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