完全なる自由を得た一匹の虫

一匹の虫が森の中を駆け巡る
土、木々、花、雨の香り、葉の雫
いつも何かに出会っている

もはや彼は
何が対象物なのか、何が他の虫なのか
その識別すらできなくなっていた
なぜならば知覚だけがあり
知覚とは姿を変えた自分自身だと感じるからだ

完全なる自由
一匹の虫としての思考はなく
だけども世界の中心に我は在る

 

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