現実という幻想に気付く手記。日々追加。

唯識と脳と現実変更(5)

これまで唯識と認知科学によって、あなたの現実世界が「なぜこのようであるのか」というその仕組みをみてきた。 私たちが日頃あれこれ考えているのは左脳であり、そうして …

唯識と脳と現実変更(4)

釈迦はたったひとつだけ真実があるといった。それは「すべては不変で実体がない」ということだ。つまり広大無辺な透明なシーツがゆらゆらと揺れているだけ。前回はそれを素 …

唯識と脳と現実変更(3)

さて前回まで認知科学と唯識仏教について話してきた。唯識は脳を超えているようにみえるだろう。その通り、阿頼耶識は私たちの一生というスパンに縛られていない。 ゆえに …

唯識と脳と現実変更(2)

前回話したように、唯識仏教は釈迦の教えをより理解しやすく体系化したものとなる。つまり凡夫(一般的な人間観点で生きている人々)に向けられたもの、つまりこの現実世界 …

唯識と脳と現実変更(1)

ノーベル生理学・医学賞を受賞したロジャー・スペリーの業績に「分離脳」の研究がある。この成果によって現実世界の謎を解くひとつの鍵を人類に与えることになった。 まず …

恋が実るとき

想いを寄せる相手のことを 一日中想い続けたりする それは美しいものだと 世間一般では信じられている 映画やドラマに漫画 バレンタインやクリスマスに便乗した 飲食 …

「恥ずかしい自分」が幸せへ導いてくれる

人生がうまくいかないという人の典型的なパターンがある。それは自分でない何かになろうとしているときだ。 だけどもこれにはまず根本的な誤解を解く必要がある。それは人 …

あなたは最初からすべてを知っている

今回の話は科学そのものが幻想であるという帰結になるのだけども、とりあえずその足がかりとして実体的な観点から進めてみよう。 よく本書でとりあげるベンジャミンリベッ …

愛と憎しみは紙一重

以前は素敵だと思えた人がいて、その人の一挙一動があなたに感銘を響かせていた。だがあることがどうしても気に入らず、それ以後はその素敵な人から距離を置くようになる。 …

人間の楽園

あなたには「自分の考え」があるはずだ 「こういうときは私は絶対こうだ」とか また誰かの言動について 「いやいやそれは違うでしょ」みたいなもの そういった「自分の …

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