「 ゼロ 」 に関する一覧を表示中
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第八の鍵
いつもの通り道 利用したことはないが 昨日まで営業していた店が 閉店していた 駅のホームでは 知らない男が揉み合って喧嘩をしていた 家に帰ると家族の誰かが 「今 …
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悪の華
あなたがなぜ不幸かといえば 「悪」ではないからだ だがその悪とは 他者を傷付けたり利用したりするような 利己的な悪意のことではない あなたの「保身の影」のこと …
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奇跡の中に生きる
前回の記事から少し続けよう あなたがいま動けないのは 動くべきときではないからだよ 無理矢理動こうとするから動けない 指よ動けと念じても動かない だから苦しい …
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何もない世界で
動物は「これから何しようか」とか 「あれを目的に頑張ろう」とか そういうものはない 植物もそう 虫もそう ただ生きている ただそこにいる 求める幸せはなく だか …
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唯識(3)完
最近の手記はどうかね とても難しいです、とも聞く だが難しいというのは 自身で固めた現実が 「それ」から遠く離れているからだ あなたは真実の手前に 何層もの壁を …
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唯識(1)
今回はこれまでとは別のアプローチから 人生の謎を解いてみよう だが最初に理解しておくべきことは これはあくまで「アプローチ」だ 参考文献を提示したところで それ …
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思考という置物
車を運転している フロントガラス越しの前方には 黒い車が走っている その車は鉄やらの原料をつくる工場、 車工場や販売店を経て誰かに所有され そして運転手のルート …
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努力せずに生きる
無努力の努力 禅の話だ これは”努力してはならない”とは違う してはならない〜 その時点でそれをしている では無努力とは何か 例えばあなたは毎日クタクタに疲れて …
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線香のようにフッと消える
可愛がっていた動物も 今朝の出来事も 以前抱えていた思いも 煙のように消えていく 親しかった人が亡くなったとき あなたは彼がどこにいったのかと 不思議に思うとき …
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「私」を消す法
私を抹消するには まず私(エゴ)を 認識しなければならない 黒い色を知るには 黒以外が必要だろう 黒い紙に同じ黒い色を落としても それは見えない そこには黒とい …