「 ゼロ 」 に関する一覧を表示中
-
エンドロール
パッケージに期待して借りたのに 退屈だった映画は多いだろう 最近は内容よりも 宣伝を派手に打つことで 注意を集めようとするから 特にそんな経験が多いかもしれない …
-
地図にない場所をみつける
いまあなたが見えている現実は100パーセントなのかといえば、そうだ。それ以下でも以上でもない。だがそれはどういうことだろう。 ところで最近は自動運転車(運転手な …
-
とても大きな部屋のなか
いまあなたが部屋のなかにいるとして そのなかで動き回ってみる ソファで読書をしても 鏡の前に立って服を着替えても その部屋の容積は変わらない もちろん最初からあ …
-
感動に満ちた毎日を送る
毎晩ベッドで眠りに入るまえに 今日は何人の声を聞いただろうかと 思い出してみる 家族や知人たち 街の人々 記憶へ意識を照らしてみれば たくさんの声を聞いていたこ …
-
なんの疑いもなく見ていた
ソファに横になって 本やらを読んでれば うたた寝をしてしまうことがある あなたはどうだろう ほんのわずかな時間だが リアルな夢をみていたという 経験がある人は多 …
-
ヨミガエリ
キリスト教には「父、子、聖霊」という三位一体(トリニティ)の教理があり、ヒンドゥー教には「創造(ブラフマー)、繁栄(ヴィシュヌ)、破壊(シヴァ)」とした三神一体 …
-
青空に鐘の余韻が響きわたる
久しく訪れた友人の墓石には 南無阿弥陀仏とだけ刻まれている その刻まれた言葉を前に 私は腰を下ろして 手を合わせている 周囲の音から切り離されて 時間が静止する …
-
何事にもシンプルであること
毎日たくさんの出来事があるだろう。そしてその多く己を追い詰めたり、悩ませたりというもの、つまり苦しめるものとして現れる。 ゆえに誰もがその苦しみをどうにかするた …
-
愛される映画
人間は当然ながら、人間の作り出した世界を生きている。それこそが人生最大の罠であり、またそのことこそが現実変容の最大のヒントとなる。 たとえばある映画があるとしよ …
-
世界は一冊の書物である(後編)
私たちは自分で何かを考えているのではない。また自分なんてものも実在しない。ただ言葉が「言葉同士」で戯れ合っているだけ、ここには言葉の総体という一者だけがある。繰 …