人生は完璧であるという意味を理解する
考えもしなかった物事に直面したり
良い出会いや悪い出会いがあったり
その時々の自分なりの選択をしてきただろう
人生はそうして偶然の連続なんだけども
しかし「いま」という地点から振り返ってみれば
すべての出来事に辻褄が合うわけで
あの無意味だと思っていたことが
いまとなれば意味があったのだとわかる
そう、偶然の連続に思えていたのは
刻々と押し寄せる日々の出来事に
巻き込まれている観点にいたからであって
言ってみれば
巨大な壁画に顔をくっつけて張りついてたゆえに
ただ変化していく色や線にしか
みえてなかったようなもの
ところが離れてみれば
それは一輪の花の絵だったりしたわけだ
私たちが人生を振り返って気づくのは
いつもこんな感じにある
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だから偶然の連続は
むしろ必然の現れだったのだけども
もちろん出来事に直面して選択をした
その後の展開として
いまの光景があるのだから
当たり前だとあなたは考えるかもしれない
だがそれだとなぜ考えもしなかった物事や
良いにしろ悪いにしろ
想定を超えたところからその出会いがあったのだろう?
そしてそれらの選択を
“させられてきた”ことにしてもそうだ
どうして自分はあのときその選択をしたのだろうか
それはもちろん
“その時々の己”を取り巻いている
因果関係や損得による必然的な決定だったり
“それまでの歩み”によって形成された
気質や考え方によってそれを選ばれてきたはずだ
たとえ物怖じして何かの縁を逃したとしても
それは選ばれないという選択をしただけでなく
選ばなかったことに後悔する気持ちを
選択させられたわけであって
その後悔がもしかすると学びとなり
以後の自分の性格を変えたのかもしれない
すると”そのための選択”だったことになるね
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さてこうした人生の流れを
人生の堂々巡りや遠回りのように感じるのは
やはり近視眼的な自分の考えであって
実際にここにあるのは精細な花の絵であり
その遠回りに思えているのは
たとえば花びらのグラデーションが
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