天からの伝言

たとえば新しい人との出会いにしろ
新しい職場や業種に就くことにしても

それが実現したのは
何もせずに閉じこもっていたのではなく
それが起こるための行動をしていたわけであって

いわば大地から出た小さな芽が
樹木になって生い茂り
やがて果実を実らせたようなものにある

だが行動といってもその目的が
直接に果実を得るためのものだったとは限らない

たとえば別の用事のために動いていたら
その結果として新しい人生が開いたりもするように
むしろその流れのほうが多いだろう

ここで原因と結果を逆さまにしてみれば
いまあなたが実現していることは
その果実が実ることは
実現する以前から決まっていたことになるね

こうして逆さまにしてみることが
人生の謎を解く唯一の鍵であることを
覚えておこう

つまりその果実があなたを導くために
いろんな行動を起こさせていた

もちろん行動を促すためには
さまざまな情報を人や物事からあなたに与えて
それらについて考えを浮かべさせる必要があった

たまたま知り合った相手が
ここ最近ずっと考えていた物事と
偶然一致する事柄を持っていたみたいな
そんな経験をしたことがあるならば
それはまさに果実があなたをそこに導いたんだ

 

予兆

ひとつ例をあげておくよ

たとえばどこかの都道府県について
これまであなたにまったく関わりがなく
それは遠く離れているし
名前を知ってるだけだったとしようか

ところがここ数日のあいだに
家族がその県の知り合いの話をしたり
友達がその県に遊びに行って
「よかったよ」とあなたに勧めてきたり

まあそんなこともあって
あなたもその県に買い物や
そこの有名な神社のお参りに行ったとしよう

いろいろ発見もあったりして楽しかった
人生が拡大したような感覚だった

さてそんなことが続いていたと思っていたら
地元であなたに好きな人ができて
話をしてみれば
なんとその遠く離れた県の出身者だったりする

「ええ?そんな偶然ってある?」と驚いたが
やがてその人と結ばれたとき
あなたは思うわけだ

そうか、家族や友達の話や
遊びに行ったりしたそんな経験の数々は
この人と出会うための予兆だったんだとね

 

赤い糸

そのとおりで
人から伝わる情報やそれに対する関心や
そして実際に行動していたというその一連は
まさに小さな芽がだんだん大きくなって
果実を実らせていくためのプロセスだった

樹木の成長は見た目のとおりだが
しかしこうした運命的な進展も同じく
自然の摂理に(つまり宇宙の法則に)
従っているのだとあなたは痛感する

さらにこの話にはおまけがあって
その恋人もまたあなたに出会う前に
いつもと違う体験をしていたりする

そしてあなたと出会って
「ええ?こんな偶然あるの?」と
何かに重ねて驚いていた

もちろんこの例はわかりやすいパターンだけども
実はどんなこともこれと同じで
さまざまな予兆を経てから結実へと至る

ところが実際は
身の回りに起きたことが予兆だとは気づかずに
過ごしていることが多かったり
たとえ気づいたとしてもすぐに忘れてしまう

だからあなたが予兆を覚えていても
恋人はそれを体験してるのに忘れていたりするが
(偶然を驚いたことすらも忘れている)
しかしあなたと結ばれたとき
その人はあなたに惹かれるだけの理由や
交際を実現できる要素が揃っていたわけで
赤い糸というのは一本でつながっているんだ

だけども後述するように
人間の俗世界に浸りすぎて
ある基本的な力が衰えているゆえに
素敵な糸が垂れ下がっていても
辿られることなく見失われてばかりとなる

 

“願望”を引き寄せる

その前にもうひとつ大事なことは
「どんなことも同じ」と言ったとおり
災厄についてもやはり予兆があるということだ

そう、すべては”樹木”の成長と同じ

しかしこれもまた
その予兆をなんども体験しているのに
そのことを忘れてしまうがゆえに
“回避”できないでいることが多い

わかるかい
「避けること」ができるんだ

言いかえればそうして
災難を事前に察知して避けられる人というのは
逆に望ましい実現も叶いやすい人でもある

なぜならその人は

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  1. ダテキヨ より:
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  3. meketaro0510 より:
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