なにもない空き地で

空き地で人が集まって
棒と玉を手にして
そして野球という幻想が生まれる

人間の世界はすべてそれと同じく
社会や文化、風潮や流行も
どれも”幻想”にある

もし野球という幻想がパッと消えれば
空き地で棒と玉を手にしてる人たちは
はっと我に返って
「いったい私はなにをしているのか?」と
疑問するしかないだろう

あなたも人間関係に苦しみ
欲しいもののために頑張り
また将来のために
ひたすら現在を我慢しているかもしれない

だがそうした幻想がパッと消えるとき
どうして他人に苦しんだり
ここにないものを求めたり
また未来ばかりを生きて
現在を蔑ろにしていたのか

疑問するしかないだろう

ところが”現実”というのは
そうしてまさに幻想によって作られているわけで

この現実が存在する理由というのは
幻想という非現実的なものによって
存在しているというジレンマにある

つまり人生を苦しんでる人が
その苦悩からなかなか抜け出せないのは
現実が現実だと思い込んでいるからなんだ

そうじゃない
現実は非現実な力で現れている

それを理解したとき

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