はじめて訪れた異国のように

なにをやってもつまらないのは
この世そのものを楽しんでいないからだ

学生の頃みたいにテレビゲームに熱中しようと
いろいろ買ってきたが
いざやってみるとつまらない

どれにしようかと見比べて
買い揃えるまでは楽しかったのに
あんなにわくわくしていたのにね

部屋に持って帰ってきてみたら
なんだか無理に楽しもうとしてる自分がいる

そんな自分を正当化し続けることに疲れたとき
それはあなたが「飽きた」と漏らすときだ

もちろん娯楽だけじゃない

なにをしてもつまらないし
めんどうくさい

友達と出かける約束も
あれだけ欲しかった品物にしても
たしかに最初は情熱が燃え盛っていた

でもそれはその何かが
まだ手元にないときまでであり

それがやってくると
もう途端に喜びや興味は失せてしまう

 

異国の街で

どうしてこんなことになるのかといえば
あなたはこの世の”なか”で
楽しそうなことを探し歩いているからにある

いつも話すように
それは財宝の敷き詰められた宝箱のなかで
財宝を探し歩いているようなもので
みつけた瞬間にそれは消えてしまうという
パラドクスにある

だからはじめから財宝に包まれていることに
気づかなければならない

すなわち
この世そのものを楽しまなければならない

するとどんな娯楽も友達との時間も
純粋に楽しめるようになる

たとえばはじめて訪れた異国の街で
みるものすべてが新鮮だったとしよう

「あんなのがある!」
「こんなのもある!」

まるでおとぎの世界に入ったみたいに
なにをみても驚きがあふれてくる

そんな喜びに満ちるのは
つまり独特なお店や料理が楽しくて
海辺を歩くのが素晴らしくて
現地のいろんな人たちが
往来してる様子に胸が躍るのは

それら個々が珍しいからなのではない

そうではなくて
あなたがその異国の街そのものを
楽しんでいるからなんだ

 

探さなければそれはここにある

だけどもいいかい

あなたが日頃歩いてる”この世”もまた
そんな異国の街と同じなんだよ

ゆえにそのことに気づいたなら
すべてが”新鮮”になる

それは言いかえれば
あなたは豊かな娯楽や友達がいてくれることに

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