この世はどこにある?

科学しか信じられないというあなたは
たとえば自分の親と喋ること
また自分の子どもと喋ることが
いかに不思議な体験をしているかに気づいてみよう

それは”科学的”にいえば
同じひとつの体から分離した同士が
互いに意識を持って言葉を交わしていることになる

そしてそのように肉体レベルで辿ってみれば
人類は共通の祖先を持っていることになり

脳を中心に考察するなら
ひとつの脳がたくさんの脳に分離して
脳同士が語り合ってることになる

それはなかなかシュールな光景だけども
では”私たち”とはなんだろう?

そうして思索を深めていくと
もう科学を超えてしまうわけであって

つまり交わしている言葉だけがあり
その言葉のなかに
肉体や脳が語られているにすぎないことが
みえてくるんだ

“科学”も”神様”もそうだし
“親”や”自分”もそうだね

だから本当の共通の祖先とは

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