煩悩の一番奥にあるもの

欲求が抑えられないという
相談をいくつかもらっているので
こちらで答えておくよ

たしかに煩悩に支配されると
大きな負債を背負ったり
取り返しのつかないことになったりするね

抑えきれない衝動にあるときは
玉ねぎの皮のような
多重の層をイメージするといい

一番外側にあるのが
あれが欲しいあれが食べたいといった
物理的な理由の層となる

もちろん性欲なんかもそう

無意識に生きていると
この一層目に人生は振り回されることになる

ついネットのサイトを開いては
あとで後悔するような選択に及んでしまう

だがそんな自責の念もすぐに忘れ去られていく

つまり表面的な欲求を支えている
さらに内側の層を知らないばかりに
求めては解消しての繰り返しとなるわけだ

 

自分を騙しているだけ?

ではその表皮をめくって
ひとつ内側に降りてみよう

そこには
「有名ブランドだから」
「誰々が同じものを持ってるから」
「最近ストレスが溜まってるから」といった具合に

1層目の理由を”支える”
抽象的な理由がみえてくるわけだが
この層まで降りたとき人は自制することができる

つまり「欲しい衝動」はあるけども
「そんな程度の理由なんだ」と見限って
自制心とトレードすることになる

フィットネスや勉学のモチベーションなど
健全な別の何かに置きかえたりだね
もちろんそれは良いことだ

しかしそれでも
同じ欲求に襲われ続けるかもしれない

その度にぐっと堪えてトレードをするわけだが
そうなると葛藤の連続ばかりとなって
健全な行為が単なる自己欺瞞となり
ただ虚しいだけとなる

そんな人は多いね
高潔なのは結構だが
人生を心から楽しんでいる様子はない

 

世界がひっくり返る

ではさらに皮をめくっていけば
一番奥には何があるのだろう?

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