コペルニクスとボーディダルマ

夕日が沈んでいくのを
あなたは眺めている

太陽が毎朝昇って姿を現せては
去っていくことを知っている

「やあこんにちは」
「さようなら、またね」

そうして太陽に語りかける

だが動いているのは地球のほうであり
つまり”常に去っている”のは
あなたのほうなのだ

 

踊る世界

あの人と分かち合った時間も
苦しかったあのことも
日々の出来事は遠く離れていく

車を走らせているとき
脇を過ぎていく街路樹のようにね

木々は車窓に合わせて
まるで踊っているように回転しはじめる
だんだん大きくなりそして小さくなる
やがて視界から消えていく

だが木は動いてなどいなかった
ただそこにいただけだ

“太陽”を動かしていたのはあなたであり
人生で出会った人々も物事も
すべてがそうだった

つまりこの世が
“このようにみえている”のは
あなたが動き続けているからにある

 

夢と現実

過ぎ去る日々は
あなたの思い出となっていく

ところがその思い出のなかには
“自分”も含まれている

じゃあ何が動き続けているのだろうか

自分さえ体験している
あなたとはなんだろうか

それは時間の経過ではない

刻まれていた時計もまた
過ぎていく光景のなかにあるからだ

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