負の連鎖を断ち切る

他人に怒りをぶつけると
別の他人から怒りをぶつけられる

他人を恨むと別の他人から恨まれる

これはよく知られた宇宙の法則だけども
厄介なのは返ってくる出来事が
突発的に現れることにある

だから「これは法則だ」なんて
のん気に考えている余裕もなく
反射的に心はネガティブに染まってしまうわけだ

たとえばどこかの店で
ぞんざいな扱いをされたとしよう

店側のミスがあったのに
なんだか開き直ったような態度を
店員がしているように思えて
つい声を荒立ててしまったとする

相手が間違えていると思ったから
自分の主張を伝えたつもりでいるが
“表向き”にはそうだろう

たしかにそうして
潔白な主張だけを伝えられるなら
あなたは有能な弁護士や検事になれる

ところが残念なことに
そこには「負の感情」が混入してしまうわけで
その証拠にあなたの声は
理不尽や怒りで震えていた

 

不運に見舞われる

さてそうして怒りや憎しみにフツフツしてると
その店を離れたあとも
嫌な出来事に遭遇するようになる

たとえば自宅のすぐ近くで工事中の作業員が
あなたを追い回すように
執拗にジロジロ見てきたりする

あなたは自分の家が知られてるし
不安を抱えることになる

家に戻ってきた家族も同様に
「気味が悪い」と言いだして
どうにも解決しようのない陰鬱なムードとなる

たしかにそうだね
いったい「どうしたら」いいのだろう?

相手が何を考えているのかわからないし
そして何かをされたわけでもない

だからどうするもなにもないが
しかしどうにかしなければ落ち着かないわけだ

 

すべては心が生み出している

どうして嫌な出来事が
立て続けに起こるのかといえば

それは先の店員に対して生じた
ネガティブなエネルギーが
その現実を生み出しているからにある

そもそもなぜ近所で工事などしているのか
そしてなぜあのように不気味な
作業員と鉢合わせになるのか

どういう目的でこちらをみていたのか

獲物は誰でもよかったのだろうか?
そしてそこへ自分は
たまたま通りがかってしまったのか?

こうした運の悪い”偶然”は
実は“必然”として起きたということだ

 

連鎖を抜けるには

ではどうすればこの負の連鎖カルマ
断ち切ることができるのだろう?

それにはまず
次々と降りかかる「なぜ?」が
自らで創り出している「謎かけ」なのだと
知ることであり

そしてそれを知ることで
連鎖を抜ける方法がみえてくる

それは忘れること

すなわち「謎かけ」を生み出してる
ネガティブなエネルギーを解放することにある

 

“この世”を活用する

忘れる方法はいくらでもある

たとえば
「もうその感情は必要ない」と心に言い聞かせて
別の没頭できるものに意識を向けること

娯楽は人生を潰すために使うのではなく
浮かないときに
その気分を「忘れるため」に使うんだ

楽しい映画や漫画なんかを
なるべくたくさん準備して
それで1日を過ごすようにしよう

また体の恒常性を変化させることも
とても有効だといえる

アロマや部屋の照明の加減を変えたりして
いつもと違うムードを作り出してみよう

新しい料理に挑戦してみるのもいいし
メイクを変えてみたり
新しい服装に替えてみる

生活サイクルもこれまでと変えるといい
たとえば食事の後に入浴していたなら
入浴してから食事をする

気分転換のために出かけたくなるだろうが
他人の態度にまた反応してしまうかもしれない

だからまずは
自宅のなかで気分を変えてみることを
勧めておくよ

 

人生のカラクリ

そうして過ごしながら
以前の感情を思い出しそうになっても
「もうそれは必要ない」と首を横に振ろう

これで負の連鎖は終わる

するとあの作業員とは
“なぜか”顔を合わせないまま
いつの間にかその工事は完了していたりする
家族からもその話は出てこない

それはあなたが
ネガティブなエネルギーを手放したからであって
対応していた現実も変化したんだ

なにより重要なのは
ネガティブなエネルギーが
ポジティブなエネルギーへと転換したことにある

というのは
あなたはその嫌なことを忘れるために
いろんな楽しみを生み出したからであり

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