今日あなたは一体何をしていたのか

だいたい決まった時間に
お風呂やベッドに入っているだろう
そのとき
「もうあれから1日経ったのか」と
愕然したりしていないかな

いったいこの24時間
自分は何をしていたのか

シャワーを浴びながら
寝室の天井を見上げながら
また人生が無駄にやり過ごされたと後悔する

だけども他に何ができたというのだろう

会社には行かなきゃならないし
毎日やることは決まっている

だから怖いのは
何もできなかった過去よりも
明日も明後日もこの先ずっと
同じ虚しさが繰り返されるという確信のほうだ

確かに会社の休みとか
次の給料日とか
楽しみなイベントはやってくる

毎日それを待ち構えているけども
でもこんな様子だから
せっかくの瞬間はあっという間に
通り過ぎていく

これが人生なのだ
人生はノンストップで流れると同時に
刻一刻と終わりに近づいている

だから人生の長さはさほど重要ではない
長い目でみれば誰もが生存率ゼロだ

重い病などで生涯を終えていく者に
人は慈悲の気持ちと同時に
ある種の羨望をみている

人は区分けや制限に安心を覚えるからだ
限られた時間があるからこそ
その場を集中することができる
それは人間の空虚さの表れだといえる

つまり目の前の悲しい物事に
自ら抱える虚しさを押し付けて
その空白を充実へと置き換えようとする

よって大昔から演劇では
「悲劇的な内容」が大人気だ
いまも映画作品では
人気ジャンルのトップにある

自分はとても経験したくはないが
他人のそれはどうやら美しいらしい

そこに何をみるのか
それは己の生の残高確認なのだろう
自分にはまだまだ可能性があるのだとね

どれだけ綺麗事を並べたところで
目の前の現実を見ているのは自分なのだ
だから物事から何かの啓示を受けて
活動的になれるならばそれはそうなのだろう

だがあなたのモチベーションのために
一体いくつの悲劇が必要とされるのか
つまりどれだけの「心の引き金」を
見つけ続けなければならないのか

そもそもそうした刺激があっても
自分の状態を確認しているだけで
そこから何かを始めたなんて
ほとんどないはずだ

だからそうじゃない

完全にセルフな
自己発生的に湧き立つ何かが
あなたに必要なのだ

そうでなければ
生の情熱は持続しないからだ

 

1.

さて時間もお金も足りない
あなたという空虚なブツを満たすには
全然足りていない

働いて働いて未来に
その余裕を作ろうとしているけども
生きてる限りは
生活にも支払いにも追われ続ける

では一体いつその「卒業日」は
やってくるというのだろうか

かといっていまの暮らしと並行して
他に何かをするというのは大変な労力だ

毎日ヘトヘトなのに
何かを付け加えるなんて
とてもできない

駅前のフィットネスジムやら語学教室
そこまでしてやらなきゃ
この虚しさは消えないのかなんて
怒りすら覚えてくる
そうして人は諦めてしまう

コンビニで甘いお菓子を買ってるほうが
安いし手軽だし満たされる気分になる
だけどもその一瞬の至福は
明日の虚しさへと引き戻される

つまり金も時間も精神力もない
外側に何かを求めるという
アプローチはすべてご破算となるわけだ

でもあなたは毎晩眺める天井に
「今日は刺激的だった」と
感想を述べてみたい

できれば毎日そうでありたい

 

2.

そんなダメダメなあなたに
打って付けの方法がある

いまの生活に一切何も加えることなく
充実して満たされた1日を
毎晩天井の神様に報告できるようになる

その方法とは実に簡単だ

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