私たちは何度も生まれ変わる

たとえば「自分が死ぬ」ということを深く考えてみれば、誰もが思考では到達しえない神秘なるものを感じ取ることになる。それは「自分が死んだこと」の事後的な確認ができないという矛盾を抜けられないからだ。

もちろん死への不安や恐怖はあるだろうけども、それにも増して、自分が死んだら”残されたこの世”はどうなるのかという難問に直面するだろう。

しかし肉体であれ霊であれ、己がどのような存在形態であるかに関わりなく、己の認識が完全に消え去った世界とは、つまりその後の他人たちの活動する世界をまったく知ることのできない世界とは、はたしてそれは世界が存在しているといえるのだろうか。

だから、こうしてあれこれ思索していることや、街はいつもと変わらず活動していること、私の目の前で妻がティーカップを手に朝の出来事を話していること、つまり、まさにいま起きていること自体が神秘であることがわかる。

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  1. tamatama3 より:
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  3. hiroshi76 より:
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