あなたの色に染めなければ世界はいつもピュアに輝く

新しい風をあなたの中に吹き込ませる
これはとても素晴らしいことだ

新しい風が吹かない限り
昨日とまったく同じ光景を
生きることになる

先週と同じ
先月と同じ
何年たっても
ずっと同じ世界

陰鬱な毎朝を迎えているならば
明日も陰鬱だ
何十年経っても
ダークな朝は変わらない

だから新しい風をいつも吹かせてみよう
あなたの中で「新しさ」が到来すると
世界も一新される

すべてが輝きまばゆい光に包まれる
そんな世界であなたは踊りだす

大事なのは初期的な衝動だ
新しい興味をもったときの初期衝動
それだけでいいのだよ

カメラでも自己啓発でもビジネスアイデアでもいい
ファッションでも異性へのアプローチでもなんでも
あなたの中で何かが生まれたときの衝動
その瞬間に沸き起こる光り輝く感情
それが「風」だ

ただし注意点がある
例えばこのように書いてみようか

お金をかけず
スキルもいらず
手軽なビジネスをやってみたい
そんなことを考えているとする

じゃあこんなアイデアはどうかね

自宅を数時間開放して
瞑想道場を開く
あなたは家の前に張り紙をするだけでいい
A4の紙に
「座禅会 一回500円 
朝5時〜8時まで自由入場 お茶つき」

内容的に派手に出さない方がいい
質素なほどそれっぽくなる

瞑想会なので一切の会話は不要だ
あなたはただ座って瞑想しているだけでいい
訪れる人々もそれが目的で来るわけだから
何も求めない
それが瞑想だからだ

あなたは入り口付近に座り
集金箱を傍らに置いておく
静謐なイメージが漂うゆえ
誰も無銭利用はしないだろう
利己的なマインドを落としたくて
集まるわけだからね

自由入場の座禅瞑想だから
セールストークもいらないし
お客に対する配慮も余計なお世話になる
客商売にありがちなトラブルもない
あなたはただ座ってるだけ
宣伝もいらない
客の側がブランディングを
勝手に作ってくれる

こんな時代だから自営業を
営んでる人々が来るかもしれない
クリエイティブな職業の人も来るかもしれない
受験やらで脳をスッキリしたい
学生も来るかもしれない

さあこれで朝の隙間時間に
お金がザクザク集まるようになる

まあこんな話を「それはいいアイデアだ」と
あなたが乗ったとしよう

そこまではいい
だがあなたは色々と計画を練りだしていく

「こうしたらもっと効率良く儲かるかも」
「こういう問題が出たときはどうしよう」
「家で瞑想なんて変な宗教と思われるんじゃないか」

色々と考え始めるわけだ
もっと洗練させていこうとする
同時に当初想定していなかった不安も
思い付いてしまう
近所のお寺よりも売りが必要だ、など
その不安をどのように対処しようかと考える
何かが起こる前に先手を打っておこうと考える

当然そのように思考が進んでいく
とても人間的だ
マインドがあらゆる危険やら効率を想定する
それでいい

もう初期的な衝動はすでに薄れている
あなたはマインドの虜になっている
あなたの心の中に突如として光り輝きだした何かは
お馴染みの「あなたの性質」に塗り替えられている
そこに輝きはなく
いつもの生臭いグレー色だ

なぜ光り輝くかといえば
あなたと違う色彩を放っていたからだ
書店で自己啓発なりビジネス術の本を手に取って
最初の数ページであなたは惹き込まれた

「そうかこんな考え方があるのか!」
全身の毛穴が沸き立つような興奮に包まれ
あなたの中で生まれたその何かは
とても刺激的、エキサイティングだ

だがページを進めるにつれ
あなたは自分に照らし合わせようとする
他の本にも手を出す
どれだけの新しい風も
あなたはあなたの色に染めてしまう
だから最初の衝撃的な「何か」を
求めるためだけに
次から次へと別の本に手を出す

だがどれも色が褪せている
読めば読むほど
どの本も腐臭が漂っていく
自らの手でその光を塞いでいることに
まったく気が付いていない

いいかい
あなたの世界が一新されるとき
それはあなたの過去の経験やら状況やら
そういった「あなたの事情」が
失せているに限られるのだ

つまりマインドが予測もしない突然の光
マインドが光に照らされ闇が消える
光と闇は同時に存在できない

それが「風」だよ
だから起こる出来事に身を委ねること
それがいつも光に包まれるコツだ
何かを考えるまえに
まずやってみること

起こったことに対して
そこで動けば良い
起こってもいないことに
あれこれ計画を立てれば立てるほど
あなたは

「一体なぜこんなことを
やらなければならないのか」

そんな疑問に必ずぶち当たる

光があなたの色に染まり
単なる義務となってしまっているのだ
それほどつまらないものはない
あなたが世界はクソだと思うならば
それはあなたの色に
染まりきってしまっているからだ
あなたの知っているお馴染みの世界
何の感動もなく色褪せた世界
すべてが予定調和
つまりあなたがクソだということだ

すべてのエネルギーは自然発生的である
あなたに意外性を与えるインパクト
それこそが驚異でありワンダフルな体験なのだよ

 

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