栄光へ向かう道の途中で

誰もが人生の意味をはやく見つけたいと願う
むしろそのために毎日を生きているだろう

「何かいいことないかな」とか
「あれが欲しいな」とか

そうして望むのも結局は
人生を実感したいからにある

それゆえ許せないことや
何かに悲しむこともまた
「私の人生の意味はそれじゃない」と思うからこそ
怒りや嘆きを感じているんだ

だからたとえ絶望しても虚しくあっても
そのように”無意味に生きられている”のは
まさに心の裏表の両面の現れであって
生まれてきたことにはきっと意味があると
心の深いところで信じているからなんだね

要するに私たちというのは
「何かが実現するために生まれてきた」のであって
そしてその何かとは大体は
いま握りしめている夢や理想のことだと考えている

そしてその希望を失わないかぎり
人生は開いていくのだと信じているが
実際そのとおりで
そうして希望を輝かせているなら

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