浮かび上がるかたち

よい親子関係やよい夫婦関係
つまりよい家庭を築きたいと誰もが願う

そうしたよい集まり、つまりよい”組織”は
会社や店舗経営も同じであり
またひとつの社会やひとつの国でも同じ

たしかによい組織はよい活動をする

家庭に置きかえれば
みんな伸び伸びと暮らして
それでも家族の団結がある

会社もそうだね
みんなが各々の活動に励むのは
素晴らしいことだ

しかしここで間違えてならないのは
よい組織があるから
よい活動ができるのではなく

よい活動をしているなかに
よい組織が体を成すのであって
組織そのものは幻想であるということだ

あなたが夜のベッドに潜って
「今日はよい1日だったな」と思うとき
諸々の活動が充実していたからだろう

「よい日」が最初にあったのではない

よく活動できたからこそ
その総合がよい日となった

 

よい親子関係

この原理を家庭や人生に重ねてみれば

理想を高く掲げて
それに縛られたような活動や
意志表明をするのは逆転してることになる

たとえば子どもにはこうなってほしい
だから厳しく接する、というのは

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