愛があなたを導いてくれる
生まれてくるときはひとり
そして死んでいくときもひとり
私たちはみんな
ひとりでやってきて
そしてひとりで去っていく
人間の世界ではそのように語られてきた
だけどもそれは
「じゃあ生きてるあいだはひとりじゃないんだ」
ということではない
その語りを心に繰り返してみれば
実は生きてるあいださえも
ずっとひとりだということが
述べられているのだとわかるはずだ
孤独
実際どんなに愛しい人や
親しい仲間がそばにいてもそうではないかな
あなたは誰といても
群衆のなかを歩いてても
いつもひとりでそこにいる
心のなかには誰も入ってこれず
またあなたの心を
そのまま誰かに伝えることもできない
言葉にしたり
文字にしてみれば
なんだか違うものになってしまい
たとえなにかを伝えても
相手にそれは完全には伝わらない
そんなもどかしさのなかで
あなたは日々を過ごしているが
それはつまり
己は誰とも触れ合うことなく
ひとりで生きているということだ
むしろ
生きてるあいだは孤独じゃないと
思い込んでいるからこそ
「私はひとりぼっち、誰もわかってくれない」と
嘆くことになる
そうして心は”孤独”となるわけだね
“ひとり”ということ
さてそろそろ勘付いてきただろうけども
生まれてくるときも生きてるときも
そして死んでいくときも
「ずっとひとりだった」という真理に
深い気づきを得たとき
そのときようやく
“ひとり”ということの本当の意味が
みえてくるようになる
「ずっとひとり」とは
そもそもどういうことなのかといえば
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