ジンクスと現実変容

ジンクスとはそもそも
「悪い縁起」のことだけを指していた

たとえば枕の方向や黒猫が横切ったなど
広く定番なものもあるけども
あなたの個人的な
ジンクスもあるかもしれない

「この歌手を聴くといつも悪いことが起こる」とか
「朝起きたときベッドから右足を先に下ろすと
いい日になることが多い」みたいなね

もちろんその歌手が
あなたを不幸にする力があるのではないし
ベッドから下ろす足がその日を
コントロールしているわけではない

つまり”あなただけ”の問題なんだ

 

現実=ジンクスの集まり

だけどもまさにそれゆえに
一度その結びつきを与えてしまうと
結び目はなかなか解けなくなる

そのおかげで
人生はずいぶんと制限されてしまう

それは
あの歌手の曲を聴きたいのにとか
いまのベッドの位置を変えられない
といったことだけではなく

そうして禁忌しているものが
実は無意識のうちにたくさんあるからだ

たとえば人前で
ついついやってしまう身振りや表情なんかも
「それ以外をしてはならない」というジンクスが
根付いているがゆえにしてしまうものにある

あとになって
「もうちょっと自信を持てたんじゃないか」
とか自己嫌悪になったりするわけだが

つまり重大なのは
その”恐れ”に根付いた身振りや表情によって
人生を変える発見や出会いや進展を
つかみそこねているということだ

そのタブーによって同じ人生
繰り返し再生しているわけだからね

 

白旗をあげる

とはいうものの
ジンクスを断ち切るのはなかなか難しい

あの歌手を聴けばやはり不穏なことが起こるし
いつもと違う身振りや表情をしたら
余計に相手に距離を置かれてしまったりする

これじゃ人生が好転ではなく
ますます悪い方に転がるとしか思えない

もうそのジンクスは
おなじみの現実を引き起こすスイッチとして
定義されているわけで

その意味では
シンクロニシティと似た働きをしていることになる

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