ネガティブを生活習慣から葬る

現実の数々の問題に押しつぶされそうになっていた頃、あらゆる心の麻痺を求めていた。空腹を満たすだけの安くて量の多い食事、酒、無駄遣い、未体験の娯楽への期待、ネットや情報誌への惰性的な依存、ポルノ、etc..。だがそれらに手を出したところで至福はすぐに消え去っていく。そしてその代償を払えといわんばかりに、強烈な不安の闇が私を毎日襲い続けていた。

現在は真逆のライフスタイルにある。毎日が穏やかでハッピーだ。それは「現実問題が解決したから」ではない。その真逆に立ったから現実が解決したのだ。

そこで今回は私が行った生活習慣改善の話をベースに、真の問題解決とは何かについて進めていこう。

 

低血糖症とネガティブ

低血糖症については何度か書いてきたが再び書いておこう。今回も断っておくけども、これはあくまで私の体験を交えた主観的な話だ。こうした話をヒントにネガティブの原因を他者ではなく「自分のなか」に見つけることに主旨がある。体に不調があるならばまず医者へ行くことをお勧めするよ。

さて日本では7割以上が低血糖症だと言われている。そりゃそうだね、こんなに多忙な現実に晒されて、食事なんて三の次だ。手軽なインスタント食品、安価で腹一杯になる丼物、中華料理、カレー屋にパン屋に、まさに糖質ワールドだ。私も例に漏れず低血糖の症状があった。花粉などのアレルギー体質であることや、幼いころから間に合わせの食事しか与えられてこなかったことが要因としてあり、見事に現代社会の「適合者の印」を額から輝かせていた。

 

1.グレーな世界

私の例でいえば、たとえば炭水化物(白米やパンなど)を腹一杯食べてしまうと、それらが消化したときに急激な眠気に襲われる。そしてそのあと強烈な空腹感がやってくる。手足の抑制がきかなくなる。心は不安と焦りに覆われて、世界は彩度の落ちたグレーに見える。悲壮感が漂いだす。

だがこれは当時の私にとって恒例のことであり、誰もが経験している普通の空腹信号だと思っていた。だから何かを食べなきゃとまた炭水化物に手を出すわけだ。これが低血糖症の怖いところであると言われている。つまり自覚がないのだ。思い当たることがないのに陰鬱な気分であるから、その「原因」を外に見つけようとしてしまう。そうして世界に責任をなすりつける。

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