存在

少し寝坊をした祝日の朝

声がするので降りてみると
妻が経を上げていた

お義父さんの命日だった

朝の光が差し込むなか
妻の女性的な声が
静かな部屋に響いている

それは神秘的な光景だった

しかし父娘にしかわからない姿を
なぜこの私がみているのか

そうして問うてみたとき

私は自分が誰であるのかを知る

何千と繰り返されてきた
同じこの光景を
またここでみているのだ

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  1. HIRO より:
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