負の感情のない世界

あなたはもちろん
関心のあることや興味のあること
好きなことや望ましいものがある

すると当然ながら
興味のないことや嫌いなこともある

関心のない本を買ったりはしないし
レストランで嫌いな食べものを
わざわざ選んだりしない

そんな感じでこの世という全体のなかで
好きなものに目を向けたり
それに惹きつけられたりする

 

世界が広くなるとき

もちろん嫌々ながらに
それを選ばねばならないときもあるだろう
仕事や義務やなんかでね

そのときはあまりいい気分じゃないけど
好きなものだけを選んでるときよりも
実は世界が広くなってる

そのなにかに関わったことで
新しい展開があったり
自分の成長があったり

いつもは選ばない食べ物を味わってみたら
それまで知らなかった感覚を発見したり

毎回そんなわけじゃないけども
この世という全体に少し近づくわけだ

 

つなぎあわせ

ところで好きなことに向き合っていても
そのなかでやはり関心のあるところと
ないところがあるわけで

たとえばそれが人の話の内容だったりしたら
自分の関心のあるところだけ選んでしまう

これは意外に無自覚なもので
選んでるつもりはないんだ

そうしてこの人は
こういうことを話してるんだと解釈するが
ときにそれがトラブルになったりするだろう

口論ではありがちだね

A「そんなこと言ってない」
B「いや、さっき〇〇と言ったよ」
A「それは言ったが全体の話あってのものだ」

本や勉強でもそうで
あとになって
「ん?そういうことだったのか」と気づいたりするのは
無意識に部分部分だけを選んでいて

その選ばれた部分だけを
つなぎあわせて理解していたからにある

 

相手を許せるのは

好きなことや関心のあることでさえ
そうなのだから

好き嫌いで選ばれてるこの世はもちろん
自分に都合のいいつなぎあわせで
眺められている

都合のいいといっても
世界が良くみえているわけじゃない

怒りや憎しみを何かに向けるのも
独善的なつなぎあわせで生じているということ

たとえばその相手がいくら謝罪してきても
許すことができなかったのに

じゃあ怒りや憎しみが治まるのは
どういうときかといえば

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