人生を変える「ひらめき」のヒント 後編

前編からの続きとなるけども、何かにこだわって主張したり、自分を正当化したりするのは、解放とは真逆にあるわけで、なによりそうして規定のルールのなかに閉じ込められているからこそ「矛盾」というものが生まれる。

矛盾とはなんだろう?

それはAとBが同じ土俵の上にあるということだ。

ところが話してきたように、AもBも「言葉」が名付けたものであって、つまり“言葉の関わりのなかだけで”ぶつかりあっているにすぎない。

関係性は名付けによって生まれるが、まったく別のところ(別の分野、別の文脈)で生まれた名前同士は、水と油のように融和することができない。

なによりこうした矛盾ゆえに「新しい一歩」を踏み出すことができなくなってしまう。

というのは「これをしたらきっとこうなる」とか「こうなるにはこの方法しかありえない」といった不安は、矛盾を避けようとするからこそ生まれているものだからだ。

あなたもそうだろう、敵同士が仲良くしてるのは「おかしいわけ」で、きっと裏があるはずだと勘繰るだろうし、そうした「あってはならないこと」の基礎には矛盾が前提に敷かれているからにある。

先の例の不幸な人が「幸福な人」をみるとき、それは矛盾にしかみえない。

つまり不幸な人が幸福になるためには、矛盾を超えなければならないのであって、これは勉強もそうで、勉強が理解できないのは、これまで握っている解釈や理解が邪魔しているからにほかならない。

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