愛と仏
「知らぬが仏」という諺があるね
だいたいは軽口で使ったりするけども
実はこれには深遠な意味がある
知らぬが仏、言いかえれば
「知ると仏ではない」わけだが
たとえば「成仏」というように
仏というのは
形の呪縛を解かれた本来の姿のことにある
つまり私たちは
仏の”化身”である形ある世界を生きている
日々の物事も関わる人たちも
そしてあなた自身も
仏が姿をもって現れた姿であり
やがてはその「姿」を脱ぎ去っていく
通り過ぎていく日々の出来事は
まさに「成仏」していったわけで
通り過ぎても
あなたが心で掴み続けるかぎり
それは”成仏”できないまま
なんども現れ続けることになる
鏡の連鎖
さて「知ってれば」もうそれは仏でなく
なんらかの形として
己に現れているということだけども
たとえば
「夫が浮気してるのを知らずに
奥さんは幸せな気分でいる」というとき
その奥さんは不幸ではない
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