現実を書き換えるためのいくつかの理解

ちょっとした言動や出来事に
一瞬でムカッとしたり
突如として不安になったりするだろう

それはすごい速さではないかな
もう「考える隙もない」ぐらいにね

しかしどうして腹が立ったり
不安になるのかを順にたどってみれば

その言動や出来事が
己の存在や立場を脅かすことになると
瞬時に察知しているからにあるとわかる

だが普段の表層意識のように
段階を踏んで思考するのではなく
無意識はこうして
一度にパッと絵を浮かびあげる

それはまるでスイッチを押して
テレビの電源が入ったようなもので
回路基板に電流が行き渡るように
一瞬でひとつの絵柄を浮かべるわけだ

無意識の思考パターンとは
まさにこの電気回路のようであり
表層意識が考える隙もなく
むしろ「すでに考えられている」ゆえ
パターンが生み出されていることにさえ
なかなか気づくことができない

だがこの繰り返されるパターンに気づくとき
「現実」そのものを書き換えられるのだ

 

(注)

今回は前回の手記
より詳しく解説してほしいという
問い合わせがいくつかあり
その補足となる

それゆえ前回と内容的に被っているが
大筋としては上の一文を
詳細にみていくものとなる

だが少々記事が長いのと
問い合わせに応える書き方をしているので
あとで読みやすく整える必要がある

本当は改訂を先に済ませたいのだけども
年始ということもあって
たくさんの相談が待っているので
まずは一旦掲載しておくよ

内容は難しいかもしれないが
むしろ「なぜ難しく感じる」のか
己が何を前提にしているのかに気づくことが大事だ

そして重要な要素が多分に含まれているので
高次的視野へのより深い理解につながるはずだ

でははじめよう

 

あなたはなぜものを考えるのか

よく話すことだけども
私たちが日頃ものを考え
物事の良し悪しを判断しているのは
「小さな私」となる

だが小さな私はなぜ
何かを考えるのだろうか?

なぜ苦悩したり
何かに期待したりするのだろう?

それはもちろん
「考えさせるもの」がそこにあるからだ

考えさせるものがなければ
考えることはない

同様に
見えるものがなければ何も見えないし
聞こえるものがなければ何も聞こえない

つまり小さな私が
小さな私として存在するには

小さな私で「ないもの」が
同時にここになければならないわけだね

じゃあ小さな私を存在させている
それ以外のものを「大きな私」としよう

 

すべてが用意された世界を生きている

「大きな私」がいるからこそ
日頃の自分である「小さな私」がいる

そのように捉えてみれば
いまの自分の好みや望みもそうであるし
また腹を立ててしまう条件や
どういうことで苦しむ傾向にあるかなど

己の現実体験のすべては
「大きな私」から差し出されているものとなる

つまりこういうことだ

己が何かの出来事について
頭を悩ませているとしよう

それは大きな私が
「そのように考える」ようにと
その出来事を起こしているのであって

そしてその出来事を体験する小さな私は
さも自分が考えているかのように考えている

このように「小さな私」とは
常に受け身となる

野球と選手の関係のようなものだね

選手たちはバットやグローブを持って
どうやって勝利するかを考えるが
それは野球という場に
そもそも放り込まれているからだ

選手が野球に勝利すること
つまり苦しみを脱したところで
「野球」のなかで転がされているにすぎず
すぐにまた新しい試合が開始される

選手の人生に起こる出来事は
すべて「野球」であり
そうなると「本当の意味での解放」とは
野球を脱することにあるわけだ

 

「大きな私」から生まれた自分

しかし野球のなかに現れている選手が
どうして野球を脱することができるのか

選手は野球「しか」できないし
なにより野球「しか」知らない

もちろん野球以外のことを
他の選手たちと話し合うこともあるだろう

だがどれほど豊富な話題であっても
常に「野球的な視点」で
それを話し理解している

選手である「小さな私」は
そのことに気づいていない

その前提に気づかずに
思い思いのことを語っているつもりであり
自分で良し悪しを判断していると思っている

人ごとではないよ
これは「あなたのこと」であって
いまもあなたはこの選手と同じにある

まったく考えの及ばない前提のうえで
いまもあなたは転がされ続けている

手にはグローブがはめられ
なにをするにしても
バットを振らなければならない

何かをしているとき
何かを認識しているときには
すでにその規範のなかに
選手(=あなた)は立たされているのである

つまり野球に操られているというよりも
野球という母体から
選手は生まれているのだ

そればかりか
他の選手だと思っている彼らも
己と同じく
野球(大きな私)から生まれている

つまり「他者と語らうこと」だけなく
語らっている相手である「他者の存在」さえも
あなたがあなたに与えているのであり

一切の出来事も存在も
それをあなたが認識している以上
すべてあなた自身が創り出したものなのである

ここで「じゃあ他人の意識は?」と
明晰な思考のあなたは気づくだろうけども
それはまだ置いておこう

いまはとりあえず
そのような”明晰な思考”を
「させられている」こと

つまりそのように思考させる大きな私
ここにあることだけを捉えておこう

 

満たされようとすると満たされない

野球の話を
あなたの日常に置き換えてみようか

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