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名称を捨て去ることでひとつの何かが浮かび上がってくる
あなたの手には5本の指がある 親指と小指のカタチは違うが あなたの指だ 頭と足のカタチは違うが あなたの肉体である ここで注意したいのは なぜ各部に名前を付けて …
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感謝の循環
お金という概念がない世界を イメージするとき 社会の背後に流れる何かが見えてくる はじめてみよう 街はいつも通りで本屋も八百屋もある ただ金銭のやり取りがない …
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全体の部分
人間は名を与えられる あなたにも名前がある だがこの伝統こそが”原罪”となる 「名」によって 宇宙から切り離されるからだ 常に自他の比較 …
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自分の脚で立ってみると宇宙の中心に立てる
歩いているとき 「自分の脚で立っている」と唱えてみれば あなたは脚を思い出せる すると視界が変容する 自分自身を軸とした世界が 見えるようになる さらに自分の重 …
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何かに価値を与えることは他のすべてを失うということ
とある夫人が客を自宅に招いたとき 50万円ほどしたという ダイニングテーブルを 自慢気に語っていた 価値という幻想を生み出している そのテーブルに一匹の蟻が這っ …
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すべてを自分と名付けて観念の世界を見てみる
世界とはまさに山びこのようだ あなたの出力があなたへの入力を決める 世界ではそれが絶対の判決となる 周囲の全てに「自分」と名付けてみなさい 街の音に「自分」 冷 …
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あなたのために用意されたもの
歴史上の出来事も人物も 「そういうものがあった」と あなたが知るためだけに用意されたもの 存在しているのはあなただけであり この「生」が過ぎれば また違う「生」 …
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観照
壁に「さよなら」と書かれていた 壁の左から何センチ 下から何センチのところに 独特な筆体で書かれていた これを書いた人は 何らかの考えがあったのだろうが あなた …
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日常のすべてに神秘をみる
何かに触れたときの感触がある あなたは触れた対象に意識を向ける だがなぜ”感触”というものがあるのか そこに疑問を向けてみようか 呼吸や …
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目の前の事をそのままやる
心の平安に辿り着きたい それは簡単なことだ 考えることをやめればいい あるがままに流れていけばいいんだ 何か起こるたびに わざわざ「自分の主張」という領域を作り …