高次元に移行して自在なる存在となる（４）
これまでボディとマインドについて
記してきた
これらは地球に属するものであり
48の自然法則に縛られたまま
その循環を辿っていく運命にある
他者や社会という「外側のもの」があり
うまくいったりいかなかったり
という出来事が繰り返される
それらに影響される以上
あなたは常に不安と恐怖に悩まされる
なぜなら
食べ物が腐っていくこと
生き物が死んでいくこと
水が蒸発すること
花が枯れていくこと
それらを目の当たりにしているからだ
つまり何を得ようが
何を体験しようが
THE ENDから逃れられない
地球上の物質として
自己が同化することで
途方もない絶望感と孤独感
関わるすべてに儚さと悲しみを
あなたに根付かせてしまう
ゆえに自己保身の傾向、
つまりエゴが発生する
これらはすべて地球という次元に
影響された結果なのだ
少し上の理解が必要だが
あなたは、
心に世界を映し出して
その中を生きている
つまりあなたが外側に同化する限り
外側からの影響がそのまま
生きている世界となる
例えば誰かと話をするとき
あなたはその人と話しているのではなく
自分の中で作り上げた
「相手の印象」と話をしている
だから相手の話している言葉は
完全な意味であなたに伝わることはない
あなたの中で変換された意味に対して
あなたは「彼はこう言っている」とし
そしてそれに対して
あなたはその人に言葉を伝える
それはもちろん
「自分の中の相手」に対して
言葉を伝えているのであり
相手にはまるで届いていない
相手がしているように見える頷きも
あなたが勝手に解釈していることが
そのように見えているだけだ
つまり誰かと一緒にいるようでいて
実はひとり芝居を続けている
錯覚の中で生きているということだ
だからあなたの周囲には
必ずあなたと同じレベルの人が
集まるようになっている
なぜならあなた以上のレベルの人を
あなたは浮かべることができないからだ
どのような本も映画も同じ
すべてあなたの理解以下のものでしか
あなたは「理解できない」、
たとえそれがそれ以上の何かを
含んでいても
その部分からは認識できないのだ
このように何かに関わるときは
いつも思考が関わっている
要は考えて受け取ることは
すべてあなたの色に染まるということ
つまり「考えること」は
すべて間違っているのだよ
釈迦は八正道というプラクティスの中で
正見というものを説いたが
それは思考を介せず捉えよということだ
これを覚えておくことだ
つまり「思考」も地球の法則の
ひとつであるということだ
思考はあなたではない
これまであなたが関わってきた
過去の統計でしかない
アフリカの何もない辺境で育ってきたら
どうして和食屋と中華屋の違いがわかる？
人間的に深くない人々の中で
生きてきていたら
どうやってあなたは思慮深さを
獲得できたというのだろう？
それらは理解できない領域であり
要はあなたは人生まるごと
環境に縛られているということだ
これを運命という
運命自体は変えられない
なぜなら自然の循環そのものだからだ
あなたが北海道で生まれたなら
北海道の人だ
あなたが男性に生まれたなら
性別は男性だ
名前もルックスも背丈も
備わった常識、つまり考え方も
すべて「勝手にそこにあるもの」、
つまりそれが
「思考」であり「自分」であり
「あなたにはまるで関係のないもの」なのだ
だがあなたはそれに縛られる
そのゲームを続けさせられている
このルールから抜け出るには
Notes あなたの世界, 世界, 他者, 宇宙, 幻想, 循環, 瞑想, 自己想起, 自由, 観照
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