宇宙のパワーに包まれ自由に生きていく

私たちは無限の豊かさに包まれている、
そういわれる

だが周囲を見渡してほしい
いつもの見慣れた光景
解決しなければならない問題事
悩み、苛立ち、不条理

どこに”無限の豊かさ”があるのだろう

あなたは思う
きっとお金持ちや成功している人は
暮らしてる環境が違うからだ

そこであなたは環境を変えること
目標に向けて頑張ろうとする
つまり幸せを掴むためにね

安定した暮らし
楽しめる予定
ライフスタイル

それらは結構なことだ
大いに励むべきだ

だがひとつ心得ておくことがある

お金持ちや成功している人が
普段見ている光景は
あなたと何の変わりもないということだ

豪華なアイルランドキッチンも
シモンズのベッドもそこにはあるが
それらは何の力も持たない

逆にいえば
豪華な装飾品に満たされる人は
簡素な環境でも満たされるということ

わかるかね?
心の問題なのだ

無限の豊かさとは
何かがあるとかないとか
良いとか悪いとか
そういう対象に向けたものじゃない

また自分のスキルを高めれば
見えるというものでもない

究極の法とは
「主観的に生きていること」である

そのとき世界は無限の豊かさを帯びる

 

客観という檻から抜け出る

我々は幼少から客観性を備え付けられる
横並びのマナーの中で外れてしまわないよう
教え込まれる

それを美徳とするばかりに
人の目を通じて偽りの人格を築き
社会の目を通じて自分は不幸であると定義する
どんどん”あなた”は
あなたらしくなくなっていく

魅力的な人はなぜそうなのか
幸せそうな人はなぜそうなのか

それは己の内側に視点があり
自分という絶対的な存在を信頼しているからだ

あなたが客観性を捨てると
それまで強固に巻き付いていた、
判断基準や解釈という鎖が外れる

これまで他者と関わるとき、感情という
歪んだメガネを通じて人を観ていた
だが客観的価値判断を捨てれば
その人の動き、つまり”行動だけ”を
ありのままに受け取れるようになる

例えば、腹の立つ家族がいるとする
腹が立つのは感情を通じているからだ
それは間違った解釈として受け取っている
社会的に蓄積された人格を捨てることで
あなたは感情を通じて人を見なくなる

じゃあそのとき、
あなたの目の前に誰がいるのか?

それは、ただ自然の法に従い
循環の中にいる純朴な生命だけだ

見ている家庭内の光景は以前と変わらない
あなたが変わったのだ
卑金が純金に変わった

あなたが客観性を捨てると
生まれながらに授かっていた本来の自主性が
再び呼び覚まされる
疑念や迷いを捨て大胆に生きられるようになる

世界に宝を探しに行くのではなく
世界を宝に変えることができるようになる

間違えてはならないのは
ネガティブをポジティブ変換するような
自己啓発の話ではないということだ
何かを掴もうと手を伸ばすことではない

いまそこで自分自身を生きるだけだ
それだけで問題事は問題という質を捨てる

どこに悩みがあるというのだろう?
どこに迷いがあるのだろう?
あなたは我に返るだろう

これまで問題としていたものが
あなた自身に溶け合わさりひとつになる
自然の変化そのものとなるがゆえに
循環という絶大なパワーに包まれるようになる

すべてがうまくいくようになるだろう
なぜなら「うまくいかない」という概念が
あなたの中に存在しなくなるからだ

唯一無二の存在、
陳腐な言葉だが
もはや無敵となる

 


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  1. たかたかし より:

    支配者とは闘ってはならない・・
    1人の人間では勝ち目がない。他の支配グループによって闘わせて壊滅させる方法もあるが、それではその支配グループに思考を支配されたままだ・・
    支配者には関わってはいけない・・敗北する事じゃ・・。

  2. たかたかし より:

    支配者は1人ではない・・支配者が生み出した破壊的思考エネルギーは集合的な思考生命体じゃ・・
    意気揚々とこの世に生まれてきた魂は容易に支配者に屈服させられる
    罪悪感劣等感罪羞恥心嘘裏切り不信恐怖憂鬱苛立ち不満さまざまなネガティブ思考を使って支配をせまる・・
    逃れる術はあるのくゎ?

    • -自分- 涅槃 より:

      たかたかしさん

      ちょうど本日の手記を掲載したところだ
      インスピレーションになるかもしれないから
      読んでみてほしい

  3. Noppo より:

    「十分」が「充分」に変わった時、
    自分は常に満たされていた…

    • 涅槃の書-自分 より:

      Noppoさん

      >「十分」が「充分」に変わった時、自分は常に満たされていた…

      とてもいいね。「十分が充分に変わること」はその語呂の支えもあって、とても心に浸透しやすい標語だといえる。

      太古の文献は大体は叙事詩、つまりリズミカルに謳われる韻文だったけども、それはもちろん口承の時代であり、文字の読み書きができる人があまりに少なかったこともあるが、”それゆえ”に言葉の内容だけでなく、躍動感や美的な感覚からも人々の心に作用させる効果が見出されてきたからにある。

      そういえば前に話題になったのは日本経済新聞の見出しがラップ調だったというものだ。

      「『バイト』で強盗、若者急増 犯罪組織の誘い巧妙」

      おもしろいね。

      指名手配やスピード違反の取り締まりなどの警視庁のポスターはずっとそうだが、文面だけでなく、リズムや響きの効果も含めることで「忘れられないもの」となる。

      言葉は人間の創造物だが、リズムやメロディは大いなる流れの借り物であり、それが美しかったり心躍らせたりするのは、単に文章の内容だけでは到達せず(現実上の損得や合理性だけでは到達せず)その内容や意味を超えた力があってこそなんだ。

      あれほど燃え上がっていた恋人同士がいまマンネリしてる関係に足りないものとはそういうことだね。

      つまり退屈でつまらないことでも、それはその内容や意味だけを捉えているからであり、そこに気づいてみれば、どんなことも楽しくなるばかりか、もはやすべては奇跡でしかないだろう。

      「十分が充分に変わる」

      この言葉は、十分が充分に変わるという指示を”超えて”、揺るぎない安らぎに触れさせてくれる。

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