幸せの実現

やりたいことをやっているはずなのに
いつも満たさずに
焦りと緊張感のなかにある

それは自由の意味を間違えているからだ

あれが手に入ったら
自由になれるとか
あそこへ行けば
きっと自由になれるとか

その間違いはあなたの世界を
より不自由なものにする

たとえば若者が金を握りしめて
都会へ向かう列車に乗り込む

きっと向こうには自分を
変えてくれる何かがあるはずだと
フェンスの向こう側に自由を
見ているのだけども
大事なのは向こう側ではなく
こちら側がどうあるかなのだ

自由になろうとして飛び出したのは
不安や焦りに追われている者である

満たされていない者が
どれだけ豊かな地に到着しようとも
何も変わらない

あなたはどうだろう

温泉旅行や家族と過ごす休暇
日頃の鬱積が解放されるはずだと
期待していたのに
温泉に浸かりながら
会社のことを考えている

あれだけ楽しみにしていたのに
ここにきたら癒されるはずでいたのに
何の変化もないまま
また毎日の生活に戻らなくてはならない

自由になれるはずだという期待感に
突き動かされてきたけども
それはいまではないどこかへ
向かおうとしている自分に
自由を感じようとしていただけ

だがそれは自由とは言わず
追い詰められているだけでしかない

何かを欲しいと感じているときや
会社勤めが嫌で商売を始めようとか
投資を始めようとか

そうして外側の事柄に
自由の枠を見出そうとしているとき
それはいまそこに
「不自由を作り出している」ということだ

決して自由の泉を
掘り出しているわけではない
不自由のフェンスに自ら
取り囲まれようとしているにすぎない

そうである限り
人生には次々と苦しい問題が
積まれていくことになる

 

不自由とはなにか

これ以上人生を億劫なものにしないために
不自由について考えてみよう

不自由とは何かといえば
「可能性だけ」がぶら下げられている
様子のことだ

何かに支配されている様子だとか
その支配している何かの存在だとかに
根本的な原因があるのではない

そうした状況について
自分がそこから抜けそうとしていること
抜け出した先にはきっと解放があると
期待していること

遠い向こう側を見ているその意識が
「不自由の種」を
自分の足元に撒いているのである

やがてそれは根を張り
あなたの脚に絡みつきはじめる

どんなに素晴らしい道具を手にしても
いまそこで使い倒すことができなきゃ
ただのガラクタでしかない

それが机に積まれるだけならまだいい

あまりに素晴らしいガラクタゆえに
そこに未来の可能性が浮かべられて
あなたの「いま」を奪いはじめる

いつもそれが目の前にあるばかりに
あなたはそれをどうにかしようとする

それを使ってうまくやらなきゃ
そこから覗ける「満ち溢れた未来」に
コマを進めることができないと感じるからだ

もはやそれこそが
自分を導いてくれる唯一の架け橋であり
自由はそれに委ねられてしまっている

つまりあなたは
不自由の檻から抜け出る鍵を
そのガラクタから見つけ出さなければならない

まさに転倒しているわけだ

あなたは自由になれると思って
それを手にしたのに
それのおかげで縛られているのだから

 

自由になるには

「早くどうにかしなきゃ」と
焦りや不安に駆られている

でも一体あなたは
どこへ急ごうとしているのだろう
そんなときは冷静になって
自分自身に問うてみることだ

いいかい

お金を手にしても
自己学習とやらの教材を手にしても
とびきりの異性が手招きしていても
次の休暇の旅行プランを立てていても

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  1. shiy より:
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