凍える少女が暖かい家に迎えられる

年末が近づいてきて、街はきらきらと飾られ、優しい音楽が流れている。あちこちでクリスマスムードだね。

こうした賑わう街を見てほっこりしたり、またこの癒された雰囲気に「いいなあ」と羨ましく思えたりするのは、そこに大きな安心感、すなわち「包まれているもの」をあなたが感じているからにある。

だが12月の街のこのムード、つまりこの「安らぎ」はあなたがどこでなにをしていても、いつでも包まれていることができるんだ。

どこまでも続く闇のなかで

たとえば心が不安なとき、私たちは冷たく暗い世界に閉ざされている。

少し記憶を辿ってみて、不安を抱えながら歩いていた頃を思い出してみよう。落ち着かない気持ちでどこかの店の椅子に腰掛けていた光景でもいい。それは去年かもしれないし昨日かもしれない。とにかく現在ではなく、そのときの自分からみえていた光景を思い出してみよう。

あなたは安心から切り離され、自分の周辺だけ小さなロウソクの灯火が照らしているような、そんな光景が浮かんでくる。あなたは冷たい暗闇のなかで、小さな炎だけを頼りに歩いていた。暗い夢のなかにいるみたいな感じだね。

もちろん明るくて暖かい場所へ到着せねばとあなたは焦っていた。「早くなんとかしないといけない、そうでなければ私からすべてを奪い去る死の手はもうすぐ後ろまできてる」とね。

思い起こされる記憶は、そんな悪夢のなかのような感じだろう。

悪夢を抜けるには

だけども”暗い夢”のなかのあなたは、つまりそうした”現実”にいるあなたは、どこへ向かおうとも、どこまで進もうとも、明るく暖かいところには決して到達しないんだ。

それは暗闇のなかで小さな炎を手にしたまま、明るくて暖かい場所はまさにマッチ売りの少女が眺める、知らない誰かの家の明かりのようであり、目の前にあるけども自分はそこに入ることはできない。

じゃあどうすればよいのだろう?

そのためには世界をひっくり返さなければならないんだ。

凍える少女が暖かい家に迎えられる

では回想をやめて、現在のあなたに戻ってみようか。

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