「 愛 」 に関する一覧を表示中

とても大きな部屋のなか

いまあなたが部屋のなかにいるとして そのなかで動き回ってみる ソファで読書をしても 鏡の前に立って服を着替えても その部屋の容積は変わらない もちろん最初からあ …

星空と大地のあいだ

あなたは「自分」ではない、と仏教やスピリチュアルでは伝えられる。「自分」とは日頃当たり前のように意識している自分のことだ。 確かに名前も性別も国籍も育った環境に …

感動に満ちた毎日を送る

毎晩ベッドで眠りに入るまえに 今日は何人の声を聞いただろうかと 思い出してみる 家族や知人たち 街の人々 記憶へ意識を照らしてみれば たくさんの声を聞いていたこ …

ハートがひとつになるとき

たくさんお散歩につれていってね たくさんなでなでしてね その小さな命を失ったときはじめて この宇宙がなにを あなたに伝えていたのかを知る 日々の暮らしとは すべ …

青空に鐘の余韻が響きわたる

久しく訪れた友人の墓石には 南無阿弥陀仏とだけ刻まれている その刻まれた言葉を前に 私は腰を下ろして 手を合わせている 周囲の音から切り離されて 時間が静止する …

何事にもシンプルであること

毎日たくさんの出来事があるだろう。そしてその多く己を追い詰めたり、悩ませたりというもの、つまり苦しめるものとして現れる。 ゆえに誰もがその苦しみをどうにかするた …

愛される映画

人間は当然ながら、人間の作り出した世界を生きている。それこそが人生最大の罠であり、またそのことこそが現実変容の最大のヒントとなる。 たとえばある映画があるとしよ …

世界は一冊の書物である(後編)

私たちは自分で何かを考えているのではない。また自分なんてものも実在しない。ただ言葉が「言葉同士」で戯れ合っているだけ、ここには言葉の総体という一者だけがある。繰 …

世界は一冊の書物である(前編)

何かを考えるとき、当然その対象がある。誰かのことだったり、何かの心配事だったり、いま着手している家事や仕事のことだったり、心の中のことであれ、事物であれ、考える …

何事にも動じない余裕

誰もが心に余裕を持ちたいという それは素晴らしいことだ 幸せは穏やかな日々の生活の中にこそ あるものだからね そういうわけでガラクタで山積みになった 心の建物を …

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