花と根
何かがうまく噛み合わないとき
それは自分の考えやしていることが
現在の状況や周囲の人と食い違っているわけで
だから世界のほうが
うまくいってるようにみえているなら
自分はどこかで間違えていることになる
ここで問題なのは
表面的にみえていることを
どれだけ改善しようとしても
そもそも間違えた認識の上に立っているならば
またすぐに壁にぶつかるということだ
だがね
これがなかなか難しい
もちろん誰もが
いまより良くなりたいと思っているし
努力してる
けれどもどうしたってうまくいかず
何度も跳ね返されて
大半は心が折れてしまう
報われない結果の繰り返しに
多くの人は耐えられないからだ
するとそうした世界に身を置くことを
やめるしかなく静かに去っていく
なかには折れそうになりながらも
その葛藤のなかに身を置き続ける人もいる
自分の何がだめなのか
どこを変えればいいのか
自らの失敗を分析し言語化して
本質的なところを探り出し
これまでの方向性を変えられる勇気とともに
「次こそは」と期待をかけるが
それでも根本的な土台が誤っていれば
その期待は報われることがない
だがそういう人はいつか到達するんだ
素敵な花を咲かせるために
水やりをこまめにやったり
植える場所を移動したりしていたが
Notes 不幸をやめる, 世界を変える, 人間関係, 執着, 心, 生き方, 観念, 観照, 豊かさ
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