カエルになった王子

口づけをしたら
カエルは王子様になった

似たようなおとぎ話は山ほどあるけども
それらに共通しているのは
自らの働きかけで世界が変わった
ということだ

鉄屑が黄金になり
色褪せていた部屋は
命が宿ったみたいに精彩になる

ところが現代人の多くは
その逆順をたどってしまう

つまり経済力も容姿も家柄も見事な
そんな王子様と出会ったはいいが
一緒に暮らしはじめてみれば
彼が実はカエルだったことが判明する

黄金は鉄屑になり
部屋はだんだん色褪せてくる

「もっとちょうだいよ」と
熱い口づけを求めるたびに
王子はだんだんカエルになってしまった

この逆転的なおとぎ話もまた
探せばいくらでもあるかもしれない

共通してるのは
外のものに幸福をみてしまい
自らで光を照らさなくなったこと

だからカエルが再び王子に戻るのは
姫様次第だというわけだ

だが注意しなければならないよ

いろんなものを持ってる王子様は
あなたの口づけにはまったく無関係であり
むしろそれはカエルが騙してた姿にすぎない

つまりあの頃の彼の素敵な笑顔が

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