自分の限界とは無限への扉がそこにあるということ

学生の頃でも社会人になってからでも
背中を押されるように語られるのは
「いまの自分を超える」だろう

そう、いまの自分を超えなければ
なにも変わらない

苦悩は居残ったままであり
人生が変化することもない

たとえば好きな人に好きだと伝えることは
なかなか難しいだろう

一緒に暮らす家族に感謝を述べることさえ
あなたは困難に感じるかもしれない

仕事ひとつでもそうだ
何かに変にこだわってしまう自分を
切り離せないゆえに前に進まない

当然そんなことだから
これまでになかった暮らしや人生へと
路線変更するにはとても勇気がいる

そもそもなぜ困難なのかといえば
これまで保ってきた”自分”を失いたくないからだ

恥をかきたくない自分
プライドを壊されたくない自分
これまで積み上げてきたものを
失いたくない自分

そんな”自分”が失われることを
とても恐れるわけだね

だがここにポイントがあって
それはこれまでの自分を捨ててこそ
新しい自分と出会えるということにある

だから”困難”は
相手や物事が与えているのではなく
自分の側の問題にある

単純な話といえばそうだが
つまり自分の限界に直面したとき
まさにその”直面”こそが
限界の向こう側に広大に開かれている
無限の世界の到来が
すぐそこにきているということだ

ではその”チャンス”を
あなたはどのように受け取るだろうか

“自分”とは無限性のなかで
ちいさな枠組みをもった有限性のことであり
だから既存の枠組みそのものから
飛び出さなければならない

それゆえ「こうすればうまくいく」という推測は
さほど効力を持たない
なぜならいまの自分に浮かぶどのような発想も
枠組みのなかでのみ有効なものだからだ

知り合いの夫婦でも両親にでも
「どうやって相手と出会えて結ばれたの?」
と尋ねてみるといい
きっと人智を超えた回答をしてくれる

ゆえに無限の世界において
あなたはどのような”自分”にもなれるが

もちろん”その過程”で
好きな人に告白して
玉砕することもあるだろうし
挑戦したがすべてを失うこともある

だがその痛手を負ったままならば
限界のなかで立ち止まったままだということ

言いかえてみれば
これまでの自分を失いたくないという恐れが
挑戦を無意味なものにしてしまうんだ

そんなものは挑戦とはいわないし

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