あなたのワーク

たとえば自分の息子の奥さんとか
娘の旦那さんとか
またはあなたの夫や妻のその親とか

そうしたひとつ距離を置いた関係の相手に
対してよくあることだが

「あの人はきっと隠していることがある」
なんて不信感が募って
その人を疑いがちになったりする

完全な他人というわけでなく
近い関係ではあるけども

しかし本当はなにをしているのか
見えてこないような
スッキリしない何かが
いつも間に挟まっているからだ

それゆえ常に疑いが向けられるわけだが
しかしそうやって疑いはじめると
大体はろくなことにならない

それはその相手が
余計に怪しくみえるだけではない

それとはまったく無関係なこと、
たとえばあってはならないようなことや
ずっと避けていた恐ろしいことが

どんどんあなたに差し出されるかのように
現れてくるようになるからだ

なぜなら相手が誰であれ
この世はあなたそのものであり
だから不信感というのは
結局自分自身を疑っていることになる

すると”あなた”はあなたに対して
その疑いの証明を返しはじめる

それはまさに「疑っていたこと」が
いよいよ明かされたわけだが
ところがその明かされた秘密とやらは
本当はあなたが自らでつくっているんだ

ゆえに悪い方向にあなたの本当の力
すなわち「創造する力」が発揮されてしまう

つまり望ましくない形として
己が本当は何者であるのかが
それとなく露見するわけだが

しかしこの場合においては
己が何者であるのかまでは
あなたは気づくことはできない
ただ出来事に翻弄されているだけとなる

だがそれほどに
「疑うこと」は強い作用を持っているのだと
まずは覚えておこう

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