恋を楽しむ

お酒やカフェイン、甘いもの
私たちはそうした
気分を良くしてくれるものが
手放せなくなったりする

だけどもそうなると
だんだんその効能が薄まってくるね

摂取量は増える一方で
望まない副作用に悩まされることになる

深く眠れなくなり
そのせいで日中は無気力になったり
鬱症状のように現れてくる

さらに臓器の不調から
大きな病へと進行したりもする

ところがもうそれなしには
まともに頭は働かず
心も正気を保てない

つまり摂取していることが
「平常」になってしまうわけだ

言いかえれば
「平常」を保つため
それらを欲するようになる

 

何もないこと

この逆転はどんなことでもいえるね

最初はほんの遊びや
気晴らしだったものが
やがて己の足場となってしまう

いつかの恋もそうだったかもしれない

心を安らげてくれる
ささやかな豊かさだったものが
それがなければ
もう心を保てない

それがあってこそフラットとなり
つまり日頃は辛い状態に
放り出されているようになる

だからどうにかして
本来の状態を取り戻さなければならない

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