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現実という幻想に気付く手記。日々追加。

この世が幻想であるということ

他者は幻で不幸も幻 この世はすべて幻想である スピリチュアルな話には どこでもそのように書いてある 世界的な宗教でも また古代から続く伝統社会でも 似たような話 …

あなたは死なない

動物は死なないが 人間は死ぬ でも実は人間も死なない この一見ひねくれた文章は 真実であり そして自己意識に関わっている つまりこういうことだ 人間が捉えている …

存在

少し寝坊をした祝日の朝 声がするので降りてみると 妻が経を上げていた お義父さんの命日だった 朝の光が差し込むなか 妻の女性的な声が 静かな部屋に響いている そ …

生きとし生けるもの

友人の夫婦がいてね 不況だなんだいわれるなかで 小さな工場の経営も 借金はあれどもどうにか 暮らしていたのだけども そろそろ下の子が 社会人になるってので これ …

唯識と脳と現実変更(6)

右脳的生活が深まるにつれて、この世が本当はどのようなところであるのかを知るようになる。釈迦はそれこそが悟りの境地であるとして「涅槃」や「菩提」と呼んだ。 この2 …

唯識と脳と現実変更(5)

これまで唯識と認知科学によって、あなたの現実世界が「なぜこのようであるのか」というその仕組みをみてきた。 私たちが日頃あれこれ考えているのは左脳であり、そうして …

唯識と脳と現実変更(4)

釈迦はたったひとつだけ真実があるといった。それは「すべては不変で実体がない」ということだ。つまり広大無辺な透明なシーツがゆらゆらと揺れているだけ。前回はそれを素 …

唯識と脳と現実変更(3)

さて前回まで認知科学と唯識仏教について話してきた。唯識は脳を超えているようにみえるだろう。その通り、阿頼耶識は私たちの一生というスパンに縛られていない。 ゆえに …

唯識と脳と現実変更(2)

前回話したように、唯識仏教は釈迦の教えをより理解しやすく体系化したものとなる。つまり凡夫(一般的な人間観点で生きている人々)に向けられたもの、つまりこの現実世界 …

唯識と脳と現実変更(1)

ノーベル生理学・医学賞を受賞したロジャー・スペリーの業績に「分離脳」の研究がある。この成果によって現実世界の謎を解くひとつの鍵を人類に与えることになった。 まず …

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