この先もずっと同じ

意識しているときは
いつもと違った自分を演ずることが
できるだろうけども

とっさの自分の反応みたいなものは
無自覚に表に出てしまう

人と関わっているときや
すぐに判断を迫られているときなんかそうだね

すると毎度おなじみの自分が
あなたの代わりにあれこれやりはじめて
そしておなじみの心の苦しみを抱えることになる

そんな自分がこれからの将来、
たとえば来年も3年後も10年後もずっと
同じ立ち回りをしていくことを考えれば

生活環境や人間関係は刻々と変化しても
人生はなんら変わりがないことは明白だろう

つまり無自覚な自分とは
過去がそのまま現在に現れている姿にあるわけで
そんな自分をどうにかしなければ
何度も繰り返していく過去が
この先もあるだけとなる

さて、ひとつ前の手記で
人生とは「流れ」が意識上で置き換えられて
表現された映像であると話しているが

じゃあどうして「この置き換えなのか」
というのが今回の話にある

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