直観を中心にした生き方をする

直観という言葉がある
言葉としては「直感」と似ているが
今回は違うものと定義しておこう

直感はどこか当てずっぽう的な
ニュアンスがある

だが直観は第六感的なものだ
つまり五感を超えたもの、
意識の領域、
いわば本質を見通す能力のことだ

直観の対極にあるのが思考となる

さて直観と思考、
あなたはどちらで生きているかね

 

直観力

考えるのではなく「感じる」生き方、
つまり意識的に生きていると
直観力がどんどん冴え渡ってくる

よくあるのが
「理由はわからないがやめておこう」
というものだ

例えば何かを買いに行って
それを手にしたときに
何だか違うような気がするときだ

たとえば妻が「これ欲しい」というが
私はそれについて何かが引っかかる

とりあえず手元のスマホで
関連情報を調べると
確かにそれらしい記述は見つかるが
その情報は私たちにとって
除外するほどの決定的な材料ではない

つまり理由はわからないままだ

これがあればどうだとか
これはあっちよりもお得だとか
計算的に考えるほど
妻のなかで「これは必要なもの」だと
高まってくる

確かに理屈上ではその商品は
「必要である」という条件を備えている
あれば便利だし
以前から欲しいと思っていたものだ

だが私は何かが引っかかっている

そしてそれを買うことになり
実際家で広げてみると
想定していなかった問題点が見つかる

箱から出してみると
最初から壊れていたりだとか
家電製品なら店では気づかなかった
耳障りな音がするだとか
使い始めたはいいが
体に合わなかったなど
「胸騒ぎの理由」が判明する

それらは思考の判断を超えたものだ

こういう話もある
以前妻の友人が大変な交通事故に遭った
車を運転中に信号無視をしてきた
よその車に追突され大破、横転、
そのまま車ごと引き摺られて
彼女は重傷を負ってしまった

相手の車はそのまま逃げ去っていった
夜の暗い道だったし車種はわからない
彼女もそれどころじゃない

その日彼女は実家に寄る途中だった
通い慣れた道だったが
いつもの曲がり角をうっかり見過ごして
そこに戻るために
かなりの遠回りをするはめになった
だがまたその曲がり角を通り過ぎてしまう

彼女は思ったそうだ

「いつも間違えるわけないのに
おかしい」
「今日は行かない方がいいのかな」

そもそも出かける前から
「今日は会いたい気分じゃない」
そう感じていたらしい

だが今日会っておいたほうが
スケジュールの都合的にはいい
彼女は胸騒ぎを感じながらも
車を走らせていた
そうして三度目にして
やっと曲がり角に入り、到着した

事故に遭ったのは実家を出た直後、
その曲がり角だった

 

Inspiration

これらの話はネガティブな例だが
曲解してはならないよ
朝会社に行きたくないから
じゃあ行かないでおこう、というのは
思考的な判断だ

直観はそういうものじゃない
そもそも「直観しよう」として
それが浮かぶものではない

突然やってくるものだ

私が記事を書くときもそう
何か書くことを考案して
書いているのではない
書くべきことが浮かぶから書くのだ

だから私は単にそれを
視覚化しているに過ぎない

ではどこから「それ」は
やってくるのだろうといえば、
「全体」からやってくる

あなたの思いや気分が私に届く
私はそれを記事にする
それが共感というものだ

音楽や映画、漫画などでもそうだね
作り手が中空の笛のようであることで
それは成立される

アーティストが売れっ子になるには
いかに「自分を」落とすかにかかっている
ビジネスでもそうだし
人間関係でもお金も同じ

全体という息吹(本質)を
己の中に通じて返す

そうして全体と融合する

それが直観なのだ
インスピレーション、循環、
意味はすべて同じものとなる

 

ストレスがないという本当の意味

だがあなたにとって
直観を優先するということは
確証のない生き方であり
不安定な空間にいるように
感じられるだろう

それはその通りだ

長年の思考生活の影響で
直観を察知する能力が
覆い隠されてしまっているからだ

ごく稀にそれに気付く程度であり
いつやってくるのかわからないものを
ずっと待ち続けることになる

私は書くべきときにしか書かないが
仮にあなたが書く商売をしているなら
そうも言ってられない

締め切りやら支払いやら
日々の時間に合わせなければならない

だが人生を思考的に作り込むほど
あなたはヘトヘトになっていく
なぜなら常に成功か失敗か
判断し続けなければならないからだ

「この仕上がりで良いのだろうか?」
「OKをいただけるのだろうか?」
「来月もちゃんと依頼があるだろうか?」

一歩進むたびに
「YES/NO」の採点をされ続ける

すべてにYESを獲得し続けるのは不可能だ
何度もNOを味わうことになる
それがあなたの人生に重さを与えてしまう

だが直観的に生きているとき
起こるすべての出来事を
そのまま受け取ることになる
どちらがストレスフリーなのかは
言うまでもない

そもそも、
「すべてを受け取る態度」にあるとき
ストレスという概念すらない

 

直観をライフスタイルの中心にする

ではどのようにして
直観的ライフスタイルに
移行すればいいのか?

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