失ってこそ得られる宝物

これまであなたは
いろんなものを得てきたが
結局のところ残るのは思い出だけでね

あの日あそこで暮らしていたこと
あのときあの人と笑ったこと
困難な状況にひとりで頑張っていたこと

他にもいろんな物を手にしてきたし
徹夜明けの静かな朝もみたことがある

ところがそれらがそこにあるときよりも
それらが去ってしまったあとで

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