山と登山者
“自分”は過去しか知らないから
よかった頃を思い出しては
あのときが人生の頂点だったと考えがちだけども
しかしその頂点以前には
それがやってくるなんて思いもしなかったはずだ
それは自分がいつも過去をもとに生きてるゆえ
いわば後ろ向きで歩いている様子にあるわけでね
だからこそあの頃は
登り坂を歩いていたことにも気づいておらず
突然に素晴らしい風景が視界に現れて驚いたわけだ
だけどもその頂点に至るまで
それなりに苦労や努力があったんじゃないかな
気づいてないとはいえ
坂道を登っていたのだから決して楽ではなかった
まして後ろ向きであるから
つまずいて転ぶことも多かっただろうし
そうした登山による足腰の負担や痛みは
あなたの意識上において
対人関係や物事の苦悩など様々な姿で現れてきただろう
それゆえ「どうしてこんなに辛いのだろうか」
「なぜこんな目に遭わなきゃならないのか」と
不運や理不尽ばかり感じていたかもしれない
まさかそれによって引き上げられているなど
思いもしなかったわけだ
山と登山者
だから当時のあなたが
後ろではなく前を向いていたら
それらの境遇を違うまなざしで捉えていただろう
すると辛い出来事に直面するのは
人生が上り坂だからなのであって
それは下り坂ではないことに
気づけていたかもしれない
その意味で重要なことがみえてくる
後ろ向きのまま苦難を乗り越え山頂に辿り着いて
それでも過去ばかりをみてる自分は
頂点に辿り着いたことにさえ
気づいていなかったりするということだ
つまりこれまでの恨みつらみに囚われて
Notes あなたの正体, いまここ, 奇跡, 感謝, 楽しむ, 生き方, 自分, 豊かさ