幸運はいつもあなたのすぐそばにある

ときに誰かに認められたり
喜ばれたりすることがあるだろう

それは相手からの完全な好意からであり
いわばあなたは
この世での「本当の贈り物」を
差し出されたことになる

ところがこういうとき
あなたは戸惑うことになる

なぜならこれまで自分が必死に抱えてきた
目的や努力や大切にしてきたものが
さらっと無視されているように感じるからだ

「そういってもらえるのは嬉しいけど
本当はそこじゃないんだよな」

そんな感じでモヤモヤした気持ちになる

つまり日頃のあなたは
その相手が述べていることよりも
はるかに大きなことを
目標にして生きてるわけで

そしてその相手が述べているよりも
もっと大変な苦悩を抱えて
毎日フラフラになっているわけだ

それゆえに相手の賛美が
表面をかすっているだけにみえる

そればかりか苛立ちさえもある

なぜなら”自分の本当の苦労”を
みてくれてないように思えるからだ

だからそうして認められたり
喜ばれたりするとき
“苦労している自分”にしてみれば
本当はどうでもよいことであり

ましてそうした好意に対して
「感謝を述べるふりをする自分」に
白々しさしか浮かばない

「どうせならもっと本当の私をみてよ」
そんな歯痒い気分になるわけだ

 

孤独と孤立

人生で遭遇する
最も辛いことのひとつに「孤立」がある

言葉の定義は分野や文脈で異なってくるので
あくまで今回の手記においてだが
部屋でひとりで何かに没頭しているような
そんな様子は「孤独」であって孤立ではない

自分自身と対話しながら
さらには”自分”を完全に消し去ることで
その取り組みとひとつになっている

それが孤独というもの

しかし孤立というのは
人の輪のなかにありながら
誰からも気にかけてもらえず
見捨てられているような状態のことをいう

現代は
「つながりのない時代(体温のない時代)」
といわれるけども
まさに街は孤立した人の群れが行き交っている

それぞれが切り離されていると感じているゆえ
助けてほしい人がそこにいても
支える手を差し出すことができない

自分のすることに
正当な評価がもらえるかどうかがわからず
困惑してしまうからだ

つまり相手ではなく
自分のことばかりが頭をよぎっている

やがてそうした孤立した人々は
日常に現れる困難な人を
「敵視」するようになる

妊婦に「邪魔だ」といったり
店員に大柄な態度をしたり
いつもイライラしているようになる

レジの列に並んでいることにさえ
ストレスが溜まり続けている

彼らは目の前にあるものが
その原因だと思い込んでいるが
そうじゃない

それはその心の奥底に
「自分は守られるべき存在」であり
つまり「辛いのは私なんだ」という
嘆きがいつもあるからだ

それゆえに自分を強面にしたり
大袈裟に威圧したりする人ほど
「自分自身」は不在=空っぽであり
常に外部に反応し続ける浮遊霊のようにある

なにをはじめるにしても
外部の評価を気にするためだったり
他の誰かに勝るためであり

彼らは決して「孤独」にはなれない

孤独になるには
自分自身と共になければならないからだ

 

いつも落ち着かない”自分”

助けを求める人が前にいるとき
己が孤独と共に過ごしているならば
自分自身と対話して
すべきことを決定するだろう
またはその出来事とひとつなっているだろう

それは部屋で
何かに取り組んでいる様子と変わらない

そこには困惑もなければ
相手を恫喝する必要もない

ところが「孤立」というのは
そうした思考力や想像力を奪ってしまう

繰り返しになるけども
その心に取り憑いているものを
深いところまで掘り出してみれば

「自分は誰にも気にかけてもらえない」
「誰も私のことなど理解してくれない」

「私がいようがいまいが
みんなにとってどうでもよいことだ」

そんな感じで
つまり恨みや妬みばかりであり
目の前はいつも濃い霧で覆われている

そんなことだから
評価ばかりを気にするわけだが
それは孤立を満たすにまでは至ることはない

さらにはたまたま知り合ったとかで
誰かと関わりができたとき
相手の事情をお構いなしに
求め続けてしまうようになる

もちろん相手には拒絶されるだろう

自分がなにをしているか
まったくみえていないんだ

 

握りしめているものを放す

この「他人とつながりたい」と
最初の「他人の好意を喜べない」は
一見真逆にあるようにみえるけども
実は同じにある

つまり”自分”のその落ち着かない空虚を
穴埋めしたいがために相手へ求めるだけ
であり
相手から与えられる好意には
まったく興味がない

ただひたすら
自分の孤立をどうにかしたいだけにある

もちろんそんな生き方をしている限り
だれも離れていくだろう
つまり自分と世界の”断絶”は深いままであり
いつまでも満たされることはない

いつも話しているように
“自分”を際立たせるほど
どんどん孤立していくわけで

自分が求め続けるだけ
「本当に欲しいもの」は逃げていくことになる

だから「見捨てられた孤立」にあるのは
自らでそのように仕向けているんだ

ではどうすれば
この誤ったあり方を解消できるだろう?

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  1. ushi より:
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